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花日和 Hana-biyori

読むのを楽しむぞ

今度の読書会の課題本、『燕は戻ってこない』(桐野夏生/集英社)を、図書館で借りてきました。

3.5センチの厚さで445ページの本ですが、まだ70ページくらい。

しかし、桐野夏生だし、私はぜんぜん心配していません。前回が古典翻訳もので読むのに苦労しまして、その反動もあってこれはこれでいいのかってほど読みやすいです。

代理出産の話でテーマは重いのですが、誰にとっても他人事ではない、命が生じる以前のそれぞれの思惑……が交錯し興味深い。代理母になるらしいのが、日本の、田舎からでてきた貧困女性ってのがもうリアル。

これはフィクションですが、日本が貧しく格差が広がったことも痛烈に暴いているような気がします。

ドラマの予告(4/30~NHK)も始まっていて、こちらも見応えがありそう。

しかし今はとにかく、読む方を楽しんでやりたいと思います。

 

***


晩ごはんは、オイシックスのキットでサバのバルサミコ酢ソースかけとカレーピラフ風。

魚とカレーピラフのメニューって合うのか疑問でしたが、バルサミコ酢のソースが美味しくてひじょうに合っていました。

 

 

 

 

 

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