母のいる老健施設に面会へ行ってきました。
個室に行くと、母はベッドに横になっていましたが、私の気配ですぐに起きました。
自分で起きれると言うので待っていましたが、一向に動ける気配がありません。
しかたなく、介護用ベッドを起こして車椅子になんとか移動しましたが。
自分では全然立てないので、抱き抱えるというより、ズボンのゴムの後ろを持って強引に腰を浮かせて移動する感じですね。以前介護士さんがやっていたのを真似たのですが、モノを扱うみたいであんまりいい感じはしません。
しかしそんな事を言っていたら動くのを諦めるしかないので仕方ないわけです…。
車椅子にやっと座らせて、外にでて敷地内をぐるっとひと回りしました。
花壇にいろいろと花が咲いているし、暖かくて風も日差しも強くなく、ちょうどいい気候でした。
この花はなんて名前かな、とかなんとか、話すのはほとんど私でした。
施設内に戻るとおやつの時間で、共用スペースのテーブルにココアが出ていました。蓋付きのストローマグです。息子が赤ちゃんのとき、こういうの使ってたなあ。
少し一緒にその場にいたら、おじいさんに「外はあったかかったでしょ」とか、別のおばあさんに「いい子だね、面倒みていて」とか色々話しかけられました。
いい子、というような年齢ではないので、言われたのは何十年振りかわかりません。
そもそも2週間ぶりだし1ヶ月あくときもあるし、自分では面倒みていないし、ちっともいい子ではないですよ。
という気持ちが後からわきました。
帰り際の駅ナカで私もひとやすみ。
