出演：ジュノ、ウォン・ジナ、イ・ギウ、カン・ハンナ
演出：キム・ジウォン 脚本：ユ・ボラ 制作：2017年
［５段階評価：★★★★☆］
とっても優しいドラマでした。ウォン・ジナちゃんの飾らない演技もよかったんですけど、とにかくジュノ！もうめっちゃよかった！
大型商業施設の崩落事故に遭遇した高校生のムンスは、一緒に来ていた妹を事故で亡くす。10年後、ムンスは建築士になり忙しく働いていた。ある日、崩落事故後に空き地となっていた場所に施設が建てられることを知り、ひょんなことからムンスはその建設に携わることになる。建設現場には、事故の生存者で身体に障害を負った青年ガンドゥが働いていた。
奇跡的に助かった2人の生存者（ムンスとガンドゥ）は、それぞれ心に深い傷を負っていて、亡くなった人たちと、生き残った人たちの両方の苦しみを描いたドラマでした。10代で恐ろしい経験をした2人のトラウマと贖罪。なんにも悪いことをしていないのに、申し訳ないと思わざるを得ない状況に、胸が痛みましたねぇ。
嫌な人はほとんど出てこないんですが、唯一見てて腹が立つ人がいて、その役者さん自身が本当に嫌な人なのでは？と思っちゃうくらい上手だったんですけど（笑）その役者さんとはテ・イノさん。「君を憶えてる」でのサイコパス役も相当うまかったんですが、嫌な役がうますぎるがゆえに私生活で損されてないか心配です（笑）
ラスト、2人がどうなってしまうのか本当に心配で心配で…。あぁ、そうなったのかと…これ以上はネタバレになるので言いませんが、私的には納得のいく終わり方でした。
【オマケ】ムンスとガンドゥのグラビアカット
ウォン・ジナちゃんはド・ギョンスさんの次回作「言えない秘密」に出演していますが、映画公開時にはこんなグラビアカットで溢れるのかと思うと、ちょっとドキドキしますね、いろんな意味で（苦笑）
