セカンド韓流2

おかわり! THE MOON(ネタバレあり)

映画『THE MOON』の感想の中で、ド・ギョンスさんの演技については何も言及しなかったんですが、おかわり編として、ちょっと書き足したいと思います。

若干ネタバレしているので、未見の方はネタバレなしの感想をどうぞ(↓)

映画:THE MOON

 

ソヌを演じたド・ギョンスさんの演技についてなんですが、まず、映画制作の関係者から、めちゃめちゃ評価が高いです! これは、制作過程を熟知しているからこその高評価だと思うんですが、 なぜなら、

ギョンスさんはずっと地球にいたから。

何を言ってんだ?ってカンジですね(汗)でもそうなんですよ、ギョンスさんは月には行っていない(行ったこともない)にも関わらず、ソヌが体感している空間は、宇宙そのものでした。

初めて降り立った月面での歩行。地球の重力の1/6の動き。これを、ギョンスさんは実際の動きで表現しています。監督は「CGに使える予算が決まっている中で、ギョンスがほとんどのアクションを自分でこなしてくれて凄く助かった」と言っていました。

ギョンスさんが着ていた宇宙服は数十キロだそうで、しかも、真夏の撮影で服の中は汗でグッショリだったらしい。。その状態で、重力の少ない月面でのゆったりとした動きや、感情表現をしていたワケです。

恐ろしい子!!

2人の先輩飛行士を失い、たった1人で月面に降り立ったソヌ…その感動もつかの間、想像を絶する困難がソヌを襲いまくるんですが(大汗)そんなソヌを必死に守っていたのが ”ドローンのマル”。実はこのマルの画像がどこにもないんですよ〜。制作ドキュメント動画の中にも、マルの姿は出てこない。おそらく、動いてるシーンのマルはフルCGだと思うので、ギョンスさんは存在しないマルに向かって指示を出したりしていたんでしょう。

マルとソヌは、困難な状況を共に協力して乗り越えた”戦友”であり、ソヌにとっては唯一の味方で、頼れる相棒でした。そんなマルの一生懸命な姿に、映画を見ている私は胸キュンだったワケですが、でも実際は、ギョンスさんの側にマルはいなかった…。

マジで ”ひとり” やったんか〜い(涙)

ラストシーン、マルに向かって発した「コマウォ」が、いかに素晴らしい演技だったのかがよく分かります。

元センター長ジェグクとの緊迫したやりとりも、撮影時期がギョンスさんの方が早かったので、ソル・ギョングさんの演技を見ずに演じています。共演者のいないセットの中で、たった一人で、宇宙に取り残された状況や、数々の苦難を乗り越えていく様子を演じきったと思うと、ちょっと鳥肌が立ちましたよ。

やっぱり恐ろしい子!!

あと、忘れちゃいけないコレ(↓)

折れた左腕を自分でパッチンパッチンするのを見て、私の方が「痛タタタァーッ!」でしたね。。

映画館には男性のお客さんがけっこういた印象です。日本版のポスターにギョンスさんの顔を入れなかったことが、男性の映画ファンも入りやすくしたんじゃないかなぁと思いました。あと、パンフレットもとっっってもよく出来ていました! パンフは日本オリジナルですよね? 日本の『THE MOON』チームに拍手です!!


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