セカンド韓流2

花遊記<ファユギ>

出演:イ・スンギ、オ・ヨンソ、チャ・スンウォン、イ・ホンギ

演出:パク・ホンギュン 脚本:ホン姉妹 制作:2017年(全20話)

[5段階評価:★★★★☆]

 

ずっと見たくて、でもちょっと後回しにしていた「花遊記」をやっと見ました。三蔵法師と孫悟空、沙悟浄、猪八戒の冒険記「西遊記」を、現代の韓国に舞台を移したオカルト(妖怪)ロマンスで、馴染みのある「西遊記」との大きな違いは、牛魔王が主役の1人として大きく関わっていたところ。

牛魔王のチャ・スンウォンさんが、とにかく面白かった!超絶芸達者!(笑)

コメディ部分の全てを引き受けていると言ってもいいくらいハッチャケ大魔王なんですが、ときおり昔の恋人を想って見せる憂いの表情とか、何を着てもサマになるカッコよさとか、とにかくこのドラマを成功に導いた立役者!

そんな牛魔王の忠実な秘書のイエルさんも最高だった。魔王の邪魔をする人々を事あるごとに「殺しますか?」と聞く物騒なマ秘書(笑)マ秘書大好き!

そして一番驚いたのが、ゾンビ役でイ・セヨンちゃんが出ていたこと。ゾンビですよ!あのイ・セヨンが!

ソックリさんかな?と思うくらい雑に扱われていたんですが(汗)実はこのゾンビ、めっちゃ重要な役でした。っていうか、イ・セヨンちゃんクラスじゃないと演じられないくらい難しい役で、後半は彼女に感情移入しまくりでしたねぇ。

あっ、主役はもちろん孫悟空と三蔵法師です!

天界の暴れん坊・孫悟空は、人間の三蔵法師に緊箍児(きんこじ)をはめられ、三蔵法師の言うことに逆らえなくなる。このドラマの”緊箍児(きんこじ)”の能力が『愛』で縛るというもので、孫悟空は三蔵法師を愛してしまうという展開が「上手いなぁ〜」と思いました。しかも、”緊箍児(きんこじ)”を外したらその『愛』は無くなるのか?という疑問も、ドラマを盛り上げる要素になっていてよかったです。

個人的には、ゾンビと猪八戒の”兄と妹”的な可愛い恋愛未満の関係がお気に入りで、2人からせつなさと暖かさをもらいました。

その他にも素敵なキャラクターがたくさん出てきて、なかなかのおもしろさだったんですが、唯一の欠点が

CGがちゃちかったこと…

2017年制作で、ほんの5、6年前なのにこのクオリティ??と思うほどガッカリなCG技術。。CGがちゃんとしてたら満点のドラマだったんだけどなぁ〜ザンネン。


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