セカンド韓流2

赤い袖先

出演:ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドックァ

演出:チョン・ジイン、ソン・ヨンファ 脚本:チョン・ヘリ 制作:2021年(全17話)

[5段階評価:★★★★★]

 

イ・サン(正祖)の時代の話なので、歴史的な背景はかなりドラマチックです。父親のサド世子が、王(サンにとっては祖父)の英祖によって米櫃に閉じ込められ餓死させられたり(怖)、かなり暴君な英祖にサンは幼少期から押さえつけられていたり…。ただし、『赤い袖先』というタイトルでもある”女官”(女官の袖が赤いことから)の視点で話が進むので、こういった歴史の細かいところは結構アッサリめな感じでした。

あと、サンは反対勢力から常に命を狙われてた人なんですが(生涯で10回以上の暗殺未遂)その辺りもちょっとだけでしたね。

その分、女官の仕事内容や、女官たちがどういう気持ちで日々を過ごしているかなど、王宮で働くということの辛さや葛藤、また誇りなどを丁寧に描いていました。

この女官仲間とソ尚宮がホッコリさせてくれるんですよ〜。

でも、まぁ、なんと言ってもイ・サンを演じたジュノですよね!

きゃあ〜! 龍袍(ヨンポ)がよくお似合いです〜♡

あと、ジュノはやっぱり演技が上手い!素晴らしい!!

サンは10歳の時に正室をもらっているんですが、このドラマでは正室は一切出てきません。完全に女官ソン・ドギムとのロマンスに振り切っていて、逆に清々しいくらいです。なので正室のことは一旦忘れてください(笑)

ドギムは側室になることを拒み続けるんですが、それは”側室”がいかに不自由で辛い存在かということを熟知していたからでした。誰にも臆せず、自由に意見を言い行動してきたドギムは、側室になることで自分自身が失われることを恐れていた。でもサンへの想いは強くなるばかりで…

そんなサンとドギムですが、歴史は覆らないワケで、、どうしても後半は悲しい展開になってしまいます。。

ラスト2話は大号泣だろうな〜、、と覚悟して見たんですが、実は最後の最後にとってもステキな展開が待っていて、

ラストシーンがめちゃよかった!!

歴史を知っている方もそうじゃない方も、大満足のドラマじゃないかなぁと思います!

 

【オマケ】宮中の話なのに、なぜか毎回全力で走るシーンがあるセヨンちゃん。

刑事ドラマで走らされるのは分かるけど、時代劇なのにチマチョゴリで走らされるの(ある時は砂浜を走ってた・汗)大変だったでしょうね、お疲れさまです!

カワユイ♡


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