セカンド韓流2

緑豆の花

 

出演:チョ・ジョンソク、ユン・シユン、ハン・イェリ、チェ・ムソン

演出:シン・ギョンス 脚本:チョン・ヒョンミン 制作:2019年

[5段階評価:★★★★☆]

 

見終わった後の感想としては「面白かった」にはなるんですが…いかんせん内容がツライので、見るのが若干しんどかったです。。

19世紀後半の朝鮮で起きた東学の乱。「あのとき何が起こったのか?」を、激動の時代に翻弄された異母兄弟の人生を通して描く歴史ドラマです。監督は『六龍が飛ぶ』のシン・ギョンスさんで、同じ役者さんが結構出ています。特別出演でも楽しませてくれるので、配役に関しては何の文句もないんですが、脚本がちょっと重厚に作りすぎているせいか笑いの要素はほとんどなく、エンタメ要素もほぼなくって(汗)全24話の話数ではちょっと一息的な逸話は入れられなかったのかもなぁ〜とは思いました。

役人ペク家の庶子イガンは「あれ」と呼ばれ人々から恐れられていた。人々を恐怖で支配していた「あれ」は、東学の大将から利き手を潰され、そのことで改心し、東学(反乱軍)に加わることになる。

ペク家のもう1人の息子イヒョンは、正妻の子供だったため十分にお金をかけて育てられる。留学先の日本から帰ってきたイヒョンを両班の娘と結婚させ、自らの地位を確固たるものにしようと画策する父親。そのことが両班の反感を買い、イヒョンは反乱軍の討伐のために最前線に送られる。

時代の返還期に、人としての生き方が変わってしまう2人の兄弟をチョ・ジョンソクさんとユン・シユンさんが演じているんですが、まぁ〜上手かったです。この2人の行く末が気になって気になって、それで最後まで見続けることができた、と言っても過言ではありません。

登場人物が都合よく動く感じがなんだかモヤモヤしたりもするんですが(脚本のせい?)でも役者さんたちは演技派を揃えているので、十分見応えがありました。

『六龍』の、あの人やあの人(笑)

徹底した身分制度、無能な王宮、そして領土を狙う日本軍。こういう歴史があるからこそ今の韓国の人々は強いんだなぁと感じます。日本の歴史教育ではこういうことをちゃんと教えてくれない。(スッポリ抜けている)やっぱり歴史物はある程度の知識を持って見た方がおもしろいと思います。もう一度『ミスター・サンシャイン』を見てみようかな。


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