セカンド韓流2

リメンバー 〜記憶の彼方へ〜

出演:ユ・スンホ、パク・ミニョン、パク・ソンウン、ナムグン・ミン

演出:イ・チャンミン 脚本:ユン・ヒョンホ 制作:2015年

[5段階評価:★★★★☆]

 

法廷を舞台にしたドラマで、いろいろ甘いところも散見されるんですが、高校生で世間知らずだったソ・ジヌが、いろんな人に裏切られ、怒りと悲しみで号泣しながらも少しずつ成長していくストーリーには、けっこう泣かされました。

一度見たものは全て記憶できるという特殊能力をもつ高校生のソ・ジヌ。子供の頃、母親と兄を交通事故で亡くし、現在は優しい父親との2人暮らし。貧しい中でも明るく生きていたそんなある日、近所に住む女子大生が殺害され、第一発見者の父親が逮捕される。父親には事件当日の記憶がなかった。息子のケータイを買いに出て、気がついたら事件現場にいたと証言。父親は少し前から、アルツハイマー病を患っていた。

このお父さんが可哀想すぎた!(号泣)

記憶がないことを検察に利用されて犯人に仕立て上げられ、収監後はろくな治療も受けられずに病気は進行。大切な息子の顔も徐々に分からなくなってしまう。。

とにかくチョン・グァンリョルさんが凄い!大事な人、大事な出来事を忘れていくことの悲しみや、ふと正気に戻った時の表情、そして徐々に壊れていく様子など、もうリアル! 対するユ・スンホ君がまた上手い! たったひとりの親から「どなたですか?」と言われることが、どれほどショックだろうかと思えました。。

犯人は最初から分かっているので、犯人探しのミステリーではなく、息子がどうやって父親の無実を証明するのかがテーマなんですが、犯人が巨大財閥の御曹司で、お金も権力も有り余っていて(汗)信じた人が次から次に裏切っていくし、犯人ナム・ギュマンのサイコっぷりはどんどんエスカレートしていくし(大汗)自分たちの非力さと、相手の力の強さをトコトン思い知らされる展開で、かなりツラかった。。

怖すぎるナムグン・ミン(↑)途中キライになりかけました…(いや、大好きです!)

このナムグン・ミンに戦いを挑む高校生(↓)

かなうワケねぇ(爆)

走って逃げなきゃいけないくらい人種が違い過ぎるんですが(汗)なんとか対抗できる人材を見つけます。

インパクト大のパク・ソンフンさん。やっぱこれっくらいじゃないとね。ヤクザとも関わりを持つ弁護士ドンホを味方につけるも、その関係は長くは続かなかった…。

最初からずっとジヌの味方だったのは、法学部に通う大学生のイナ。ジヌが苦しいときに必ず寄り添ってくれるイナの存在が本当に大きかった!

パク・ミニョン可愛い♡

あることをきっかけに、4年後ジヌは弁護士に、イナは検事になります。ビジュアル的には高校生のスンホ君がめっちゃカワイかったので、ずっと高校生のままでもよかったんですが(苦笑)お父さんの無実を証明しないといけないので、弁護士にならないとね!ってか、4年後からがこの物語の本番です!

カッコイイんだけど…高校生時代が可愛すぎた。ってか、高校生役の方が違和感ない。

人は『忘れる生き物』で、忘れられるからこそ生きていけると聞いたことがあります。(全てを鮮明に覚えていたら死にたくなるらしい)アルツハイマーという病気は、憶えておきたい記憶を失う一方で、忘れたい苦しい記憶も失われる。忘れる本人よりも、忘れられてしまう周りの方がツライ病気かもしれないですね。

悲しい展開もあるんですけど、ラストシーンはユ・スンホのプロモーションビデオみたいになってて、とても美しかったので、トータルで好きなドラマです。


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