セカンド韓流2

密会

出演:キム・ヒエ、ユ・アイン、パク・ヒョックォン、シム・ヘジン、キム・ヘウン

演出:アン・パンソク 脚本:チョン・ソンジュ 制作:2014年(全16話)

[5段階評価:★★★★★]

 

ド・ギョンスさんが好きだと言っていたドラマ『密会』を、2023年一発目に一気見しました。感想をひとことで言うと、

 

ユ・アイン最高!!!!

 

20歳の純粋な学生役なんですが、も〜う表情が素晴らしかった!人生経験の少なさからくる葛藤や抑えられない衝動など、子供っぽさを残した表情がすごく上手くて、ユ・アイン(当時27歳)はやっぱり凄いな〜と唸りました。

母親と二人暮らしのソンジェは、引っ越し先に放置してあったピアノに興味を持ち、動画を見てたくさんの楽曲をマスターしていた。ピアノを上手く弾く自信はあるものの、その腕を披露する場はなく、バイク便の配達員として日々を過ごす。そんなある日、荷物を届けた演奏会の会場で、ピアノのリハーサル風景を目にする。

調律に細かく指示を出す女性。その洗練された大人の雰囲気に魅せられるソンジェ。

誰もいなくなったステージで許可なくピアノを弾いてしまったソンジェは、警備員に追われる中、居合わせた音大教授に助けられる。後日、教授はソンジェを家に招待した。教授の家にはあのときの女性がいて、女性は教授の妻だった。

このドラマはピアニスト同士の愛と魂の物語なんですが、20歳の男性と40歳の女性という20才の年齢差プラス”不倫”なので、いろいろと考えさせられました。やっぱりダンナさんのことを考えると「あんまりだな…」と思う反面、ダンナは自分の出世や保身のために不倫を黙認したりするので「結婚って地獄だな…」という感情に襲われました。。

ユ・アインさんは天才ピアニスト役のために相当ピアノを特訓したらしく、キム・ヒエさんも連弾するシーンがあるのでかなり練習されたと思うんですけど、2人ともピアノの上手さを”演技力”で見せてくれて、やばいくらい素晴らしかったです。

主演2人の演技力の素晴らしさはピアノのシーン以外でも堪能できます。カメラを固定した長回しがとにかく多くて、少しのミスでも最初から撮り直しになることを考えると、演技力が高い2人だからこそ出来た演出なのかなぁと思いました。

言葉ではなくクラシックの楽曲で2人の感情を表現する演出も好きでしたねぇ。不倫だし、年齢差もありすぎるので、嫌悪感をもつ人もいると思いますが、40歳の既婚女性が、なぜ20歳の男性を好きになったのかを語るラストシーンに、私は胸を打たれました。彼らの行動には納得いかない部分もあるけど、気持ちには共感できましたねぇ。

あとドラマ全体が不倫の話だけじゃなく、20代の若々しい世界と40代の恐ろしい世界が両方見られたり、後半は大学の権力争いでハラハラドキドキの展開が待っていたり、かなり異色のドラマでした。

【オマケ】大人な二人のグラビアカット


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