出演：ユ・スンホ、イ・セヨン、チョ・ソンハ、コ・チャンソク、チョ・ハンチョル
演出：キム・フィ 他 脚本：アン・ドハ、ファン・ハナ 制作：2020年
［５段階評価：★★★★☆］
トータル的にはおもしろかったんですが…犯罪シーンがも〜う怖すぎて（泣）直視できない箇所が結構ありました。。特に前半は「そんなぁ…」という展開でかなりしんどかったんですが、ストーリーがおもしろく、また主演の２人ユ・スンホ＆イ・セヨンが素晴らしいので、最後まで興味を持って見ることができました。
触れた人の記憶を読み取る超能力を持つ刑事トン・ベク（ユ・スンホ）は、その能力を国家のために使い、人々からは『超能力刑事』として認知されていた。トン・ベク自身は犯罪の場面が見えることで、たびたび犯罪者に対し怒りで暴力を振るってしまい、署内のトラブルメーカーになっていた。
いつものようにトラブルを起こし謹慎処分を受けたトン・ベク。そんなある日、警察署清掃職員の娘が誘拐される。
天才プロファイラーで最年少警視正のハン・ソンミ（イ・セヨン）は、ある連続殺人事件を追っていた。若い女性ばかりを狙った誘拐殺人事件で、その新たな被害者が意識不明の重体で発見される。ソンミの上司の命令で、被害者の記憶を読み取るトン・ベク。すると、現場にもう一人囚われた女性がいることが分かった。
ホラー色の強い犯罪サスペンスで、全体を通してトーンは暗いです。その暗いトーンにイ・セヨンちゃんのクールビューティっぷりがすごくハマってました。対するスンホ君は明るいキャラクターでアクションもこなすんですが、どうしても犯罪自体が陰湿なので（とにかく怖い！）陽キャのままで捜査はできず…あの愛らしい笑顔は封印。。
唯一のコメディ部門がトン・ベクの上司と後輩くんのシーン。
（↑）顔の大きさがぜんぜん違いますね（コ・チャンソクさん好き！）
ドラマの中の犯罪シーンがあまりにも陰惨なので、視聴者からクレームがきたのか（？）後半スンホくん演じるトン・ベクの高校生時代が、突如挿入されます。これが！めちゃカワイイ！
新たな癒し（笑）こんなに高校生役が似合う俳優さんもなかなかいませんよ。スンホ君的にはもう高校生は卒業したいかもしれませんが。。
終盤、ドラマとしては若干失速した感もありますが…役者さんたちが素晴らしいので見応えは十分にありました。韓国での視聴率はあまり良くなかったみたいで、スンホ君の容姿についても「太った」と揶揄されたそうです。。ただ実際は、警官の役作りのために体重を増やしてアクションシーンにも挑んでたワケですが、視聴者が求めている役と今回の役は違っていたのかもしれないですねぇ。私はスンホ君大好きなので、次回作も期待します！！
【オマケ】マッチョなスンホ君
