セカンド韓流2

キミはロボット

出演:ソ・ガンジュン、コン・スンヨン、イ・ジュニク、パク・ファニ

演出:チャ・ヨンフン、ユン・ジョンホ 脚本:チョ・ジョンジュ 制作:2018年

[5段階評価:★★★★☆]

 

ロボット工学博士ローラの元に、夫が死亡したとの訃報が届く。夫はPK財閥の後継者だった。後継者を失った財閥の会長に息子ナム・シンを奪われたローラは、失意のままチェコに渡り、息子に似せたAI『ナム・シンI』を作りあげる。そして、韓国で暮らす息子の成長に合わせて『ナム・シンII』『ナム・シンIII』と、AIも成長させていた。

PKグループの本部長となったナム・シンは、誰にも告げずにチェコを訪れていた。秘密裏に母親を探していたとき、街で偶然『ナム・シンIII』と遭遇する。その直後、シンはトラックに轢かれ意識不明となる。

シンが重体だと知った側近のヨンフンに「このままだと会社が乗っ取られる」と聞いたローラは、意識が戻るまでの代役として『ナム・シンIII』と共に帰国することを決意。しかし『ナム・シンIII』と本物のシンには、性格的に大きな違いがあった。財閥の後継者として暴君的に育ったシンとは逆に、常に笑顔で、泣いている人がいたら抱きしめる優しさが『ナム・シンIII』には備わっていた。

『ナム・シンI』は子供の頃のシンの性格を反映して作られたと思われます。母親の記憶の中の優しいナム・シン。その後、ボディを段階的に大きくしていく中で基本的な性格はそのまま(少年のまま)で、そこにプラスして人間を守る機能などが加えられていた。もし、本物の息子シンが母親の元で育っていたら『ナム・シンIII』のように純粋な青年に成長していただろうか? たぶん人間が純粋なまま育つのは難しいでしょうね(苦笑)

カン・ソボンが『ナム・シンIII』のことを好きになる気持ちって、すっっっごく分かります! だって顔がソ・ガンジュンだし(笑)でも、顔がソ・ガンジュンじゃなくてもあれだけ優しくて、自分のことを一番に守ってくれる存在がいたら、好きにならないワケがないですよ。マイボですら愛着沸きますもん(↓)

マイボかわいい♡

自ら学習して成長していくAI『ナム・シンIII』もまた、カン・ソボンのことを一番に守らなければいけない人間だと認知するようになる。絶対に自分を傷つけない、最高の味方で親友のカン・ソボン。『ナム・シンIII』は恋をしていたのか?と言うと難しいところですが、カン・ソボンの幻影を見てしまうほど、ソボンの側にいたい、ソボンのことが知りたい、ソボンに会いたいと思うことは”恋”と言えるんじゃないでしょうか。

清水玲子さんのマンガが大好きな私としては、AIと人間の恋の行く末って、胸が苦しくなるくらい悲しい結末になるんじゃないかと想像してしまい、最終回は大号泣だと勝手に思っていたんですが、想像とはちょっと違う展開でしたね(苦笑)まぁ、なにはともあれ、ソ・ガンジュンの美しさをトコトン堪能できるドラマです!


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