熊野敗れる、夢舞台に一歩届かず 春高バレー県予選女子決勝
「 熊野―信愛女子は第1セット、中盤に逆転した熊野が25―23で逃げ切り先手を奪った。
第2セットも接戦となり、熊野が終盤に追いつき31―31までもつれたが、最後は信愛女子が33―31で取り返した。
第3セットは第1セットと同様の展開から終盤に熊野が追いつき25―23で取ったが、第4セットは25―20で信愛女子が奪い返した。
最終セットは第4セットを取った信愛女子の勢いが最初から出て5ポイントを連取。その後は熊野も稲葉を中心に粘りを見せたが、前半の失点が大きく響き、9―15で力尽きた。
熊野は平均身長で5センチ以上も上回る信愛女子に対して、好レシーブと稲葉、渡瀬のスパイクなどで互角に戦った。
熊野高校はこの日、生徒や職員、約150人がバス3台で応援に繰り出したほか保護者らも多く駆けつけ、計300人が声援を送った。
児玉友一・熊野高校監督の話 勝負だった第2セットで競り負けたのが響いた。今年の県高校総体で優勝して、インターハイ出場を果たしたい。そのために、もっと精神力を鍛えていきたい。
稲葉紗也加・熊野高校主将の話 この悔しさをバネにもっと練習して、今以上に粘りのあるチームにして、高校総体でこの借りを必ず返したい。
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