全日本ユース候補・橘井、札幌山の手に入学

全日本ユース候補・橘井、札幌山の手に入学


「本道高校バレーボール界に今春、バレー王国復活を担う期待の新戦力が誕生する。本道勢は昨年１２月の全国都道府県対抗中学大会（大阪）で男女アベック８強入りした。女子のエースで全日本ユース代表候補の１７２センチのウイングスパイカー（ＷＳ）橘井友香（江別中央中３年）は強豪・札幌山の手の推薦試験に合格した。

　かつて男女とも全国の頂点を極めた本道高校バレー界だが、今年１月の全日本高校選手権（春高バレー、東京）では男女４代表がそろって、２年連続の初戦敗退。札幌山の手も、富山一にマッチポイントを握りながら、フルセットで逆転負けを喫した。

　札幌山の手・渡辺徹監督（４７）は「橘井は、道内では久々に現れた将来日の丸候補。新３年生のエース小山綾菜らと攻撃の柱にし、全国大会最高成績（９１年総体と９２年春高バレーの８強）更新、全国制覇を目指したい」。巻き返しの担い手に、入学が決まったビッグホープを指名した。
」


「　◆本道出身バレー五輪代表

　▽女子　松田紀子（釧路商高出）は７６年モントリオール金。吉原知子（妹背牛商高出）は９２年バルセロナ５位、９６年アトランタ５位、０４年アテネ５位。成田（旧姓・大懸）郁久美（旭川実高出）はアトランタ、アテネ出場。佐々木みき（登別大谷高出）はアテネ出場。
」