女子は島商３度目Ｖ 静市商の守りかく乱
引用：
「▽女子決勝
島田商（中部１位）３（２５―１４ ２５―１５ ２５―２３）０静岡市商（中部２位）
」
「女子は島商３度目Ｖ 静市商の守りかく乱
静岡市商の１８０センチの１年生コンビの壁を打ち破った島田商が３年ぶりに春高バレー出場を果たした。
準決勝が終わってからの１週間。島田商は対静岡市商対策を練った。アタッカーには、状況をよく見てブロックアウトを狙ったり、フェイントを使ったりすることを指示し、練習を積んだ。
第１セットの立ち上がり島田商は０―３とリードを許した。しかし選手たちは落ち着いていた。曽根のフェイントなどで５点を連取し、あっさりと逆転。その後は練習してきた通り、相手の高いブロックを強打とフェイントを使い分けてかく乱し、第１、２セットを連取した。
エース松下は「相手の身長が高いので、よく見えた」と、静岡市商のブロックをかいくぐるアタックで得点を重ねた。
第３セットは流れが静岡市商に傾き、一進一退の攻防となったが、ここでも選手たちは慌てなかった。粘り強いレシーブから、好調な松下、対角レフトの松井の攻撃につなげ、２５―２３で振り切った。
主将のセッター森田は「全国大会でも、この決勝と同じように、堅いディフェンスから攻撃につなげる島商のバレーを見せたい」と胸を張った。
畑監督は「昨秋の選手権で優勝したのが自信になっている。平常心で戦うことができた」と選手たちをねぎらい、「全国の強豪と互角に渡り合えるように守りに磨きをかけたい」と意欲を見せた。
」
「大会優秀選手・監督
【女子】選手 森田結香、松浦夏美、松下奈緒美（以上島田商）清水麻里（静岡市商）堀内彩香（沼津商）加藤青海（浜松市立）▽リベロ 鈴木佳那美（島田商）▽監督 畑正剛（島田商）
」