戦争遺跡 1 浜松市西区根本山の洞窟陣地
浜松市の北西部にそびえる古生層の根本山(ねもとやま、標高1292m)に戦争末期に軍部が堀った洞窟陣地があります。
根本山のミカン畑の中腹の南側に入り口が開いています。
洞窟は山の北側に抜けていると言われていますが、実際に確認していません。
軍部は、浜松も戦場になりアメリカ軍が遠州灘に上陸してくることを想定していたのだな、ということを実感できる遺跡です。
写真を撮ったのは、かなり前なので、いま2021年に実際にどうなっているかはわかりません。
私たちが行ったときは、ミカン園の許可をもらい、おみやげにみかんを買って、入りました。みなさんも戦争遺跡を探査するときは所有者・管理者の許可をきちんともらいましょう。
( 雨宮智彦 )