久しぶりに後輩のKazu君とラーメンを食べに行きました。
せっかくなので、普段行かないエリアの名店を訪問しようということで、いくつかある候補店の中から、荏原中延にある「中華そば専門 多賀野」をチョイスしました。
名店の多い東京でも、食べログの人気ランキングで上位には濃厚系が多く、透き通った醤油系が入るのは貴重ですね。
「中華そば専門 多賀野」は荏原中延駅の改札口のほぼ正面。行列ができているので、あそこがそうだとすぐわかります。
行列がお店の二階にある美容院の入り口を塞いでしまわないよう、このような看板が出ていますし、時々お店の方が出てこられて整列を促します。
美味しいラーメン屋さんには行列ができがちですが、近隣に迷惑がかかると「六厘舎」のように閉店に追い込まれてしまうケースもありますので、我々ラーメン愛好者もマナーはきちんとまもりたいものです。
お客さんは、一旦列に並んで、順番がきたら食券を購入し、また列に並び、声をかけられたら食券を渡し、また並んで席が空くのを待つというスタイルのようです。
メニューは超人気店には珍しく多彩です。
期間限定の創作系も豊富で店主のチャレンジ精神がうかがえます。
トッピングも豊富で、おすすめのセットでもいいし、
バラでもいいし、
好みによって選べるようになっています。
入り口付近の券売機で迷っていると、店員さんがすぐ声をかけてくれて色々教えてくれます。とても親切です。
今日は「特製中華そば(A)」を食します。
これは「中華そば」にトッピングが特製(A)がつくということです。
食券を渡し、席に案内されて少し経つと、いよいよ「特製中華そば(A)」が到着です。
おお、とてもいい香りです。
スープは、まず香りが素晴らしい透き通った醤油系。少し背脂が浮いていますが、あっさりしているので、人によっては背脂が足されていることに気づかない人もいるでしょう。何かが主張するわけでもなく、味の要素はすべてほんのりと言えるほどの奥ゆかしさ。それでいてコクもしっかりあります。とにかく美味しいですね。ゴクゴクというかグビグビというか、飲み始めたら止まらない要注意スープです。
麺はストレートの細麺。味もコシもしっかりしていて美味しいです。好みは分かれるところですが、このスープにはもう少し味の薄い麺がいいかもしれません。
でも、そんなことどうでもいいかもしれませんけどね。
メンマは柔らかいのに歯応えがあり、味はスープに抜群に合います。
チャーシューは2種類。どちらも味が濃すぎず、とにかく美味しい。
少し厚めで柔らかいタイプ。噛むほどに味が染み出してきます。
薄くて脂身の多いこちらのチャーシューは、口の中でとろけるタイプ。
特に後者の脂身の多いタイプ!これには参りました。これは美味しいですよ。
味玉は、黄身も少し硬めの仕上がり。スープに比べると、割と濃い口の味付けがされていますが、これが意外にスープにベストマッチです。
個人的には麺に違和感を感じるものの(とはいえ超ハイレベルのさらに高みのところでの違和感なので、問題にもならないレベルだと思う)、こんなラーメン早々食べられないぞ的な感動を覚えながら高速完食しちゃいました。
一気じゃないのは、じっくり味わいながら食べたつもりなので。
もっと早く食べに来ればよかったけど、とにかく食べてよかったなあ、と思えるラーメンでした。本当に美味しいです。
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