飛行機模型 工房濱治 製作日誌

主に飛行機のプラモデルについて、現在工房で製作している物についての記事です。

スミ入れ

2005-09-10 | 98式水上偵察機
最近は秋葉系のオタクが流行っているそうで、時代は変わるもんですね。典型的な腐女子の知り合いがいたりするのですが、今度上京して秋葉のメイド喫茶に行くんだそうです。うらやましくなんかないよ。

今日は基本塗装のタッチアップ→スミ入れ→デカール貼り→クリアーがけまで一気に済ましてしまいました。これだけ進めばおおむね満足です。で、特別な事は何もないのですが、スミ入れについて少々。タミヤエナメルをそれ用のシンナーで普通に溶いていつも流してます。ペトロールやテレピンも使った事はあるのですが、さほど劇的に違う感じはしなかったため、劣化しにくい普通のシンナーを使ってます。色はどぎつくなりすぎないようにグレー系の色を選んでまして、今回は明灰白色の上にはライトグレー、暗緑色の上にはジャーマングレー、チャコールグレーの上にはジャーマングレー+黒を使ってます。黒は開口部やら完全につぶしてしまいたい所に部分的に使ってます。
写真は主翼裏側ですが、完成するとあまり見ない部分なので今のうちに写真を撮ってみました。この後オイル染みを吹いてスリットに黒を流すとさらにいい感じかも。

リング埋め込み

2005-09-09 | 98式水上偵察機

基本塗装が終わりましたので、張り線を張るのための下ごしらえをこの段階でやってます。支柱に穴を空けたり、ナイロン糸を通すために以前作ったリングを取付けて行ってます。使う予定の糸はミシン用の着色済みのナイロン糸で0.3mmの穴に2本程通す事が出来ます。
複葉機の組み立てのセオリーは、塗装を全て済ませてしまった後に、支柱と主翼を組み上げる最終組み立てになるのですが、仮組みが難しい部分だけに上手く組み上がってくれるかドキドキですね。いつもぶっつけ本番に近い形でやってますが、このキットは主翼を取り付けるためのジグが入ってますので多少はラクが出来るのかな?

バカガラス

2005-09-08 | 98式水上偵察機
昨日のサッカーの試合、ゴールが多くて面白かったです。逆転勝利ってのもいいですね。

ここの所引き目の写真が多かったので、たまにはアップ目を。巡洋艦搭載の機体はバカガラスと言うニックネーム通り全面真っ黒の塗装です。ですが、本当に真っ黒に塗ってしまうと模型的に味気なくなってしまいますので、チャコールグレーくらいの感じで陰影を持たせつつ塗装してます。日の丸の他は白線のみのシンプルなマーキングですが、シブくていいですなぁ。鼻血が出そうでございます。

全体マスキング

2005-09-07 | 98式水上偵察機

昨日は台風でテレビは大騒ぎでしたが、幸いな事にこちらの方は大した被害も無く、今日はまさに台風一過の晴天が広がってまして、いつもに増してのどかな感じですね。

機体上面塗装のために下面をマスキングしています。境界の部分を1mm幅に切り出したマスキングテープでマスクした後にテープのコマ切れを貼って養生してます。曲面が無理をする所のみにマスキングゾルを最小限に使ってあります。

塗装もキマって「よしよし」と思っていた所、下翼の味方識別帯を塗装し忘れていたのに気付きまして、そこだけを後からマスキングし直して塗装しています。基本塗装の上からマーキングを入れる場合はこんな感じでのマスクになります。尾翼全体等は写真のようにラップを使って一気に養生すると楽でいいですな。

シャドー

2005-09-03 | 98式水上偵察機

基本塗装の前に、塗り残すシャドー部分を先に吹いています。模型雑誌の作例などで数年前からかな?盛んに紹介される様になった方法ですね。塗装に明暗の強弱を付ける時に暗くする部分を後から塗るよりも、明るくする部分を後に塗った方がやりやすいと思います。塗料は乾燥した状態で若干暗くなりますので調整がしやすいと言うか仕上がりを確認しやすい感じです。

シャドーを残しつつ、下面の明灰白色を塗った所です。最終的には明灰白色に白を混ぜたものでハイライトをつけて基本塗装としています。フルオートで適当にバシャバシャと撮影してますのでいまいち分かりづらいかと思いますがご容赦下さいませ。

塗り残し

2005-09-02 | 98式水上偵察機

オークション開催中はアクセス数が一気に数10倍にはね上がりますです。ヤフーってすごいね。
最近5年ぶりくらいに携帯電話を換えたのですが、新しい機種に馴染むまでの間、どうにも操作がもどかしいですな。それと同じで、作業台を変えてからも机の高さやら工具の位置やらがまだ体に馴染んでおらず、新しい物や環境に適応しにくいのはトシのせいなのでありましょうか。気のせいだといいな。

前回途中だった下塗りをしつつ、消えてしまったスジ彫りをやり直して、生地の荒れも修正した後に、塗り残す日の丸と胴体のライン、主翼前縁の味方識別帯を先に塗装していってます。今回は塗り残してますが特にこだわりがある訳じゃなく、基本塗装の後に上から塗ってみたり、デカールを使ったりその時で色々です。塗膜が重ならないようにそれぞれマスキングする方法はまだやった事がないので、今度機会があればやってみようかと思ってます。日の丸をマスキングしたらとりあえずシャドーでも吹いてみましょうかね。