飛行機模型 工房濱治 製作日誌

主に飛行機のプラモデルについて、現在工房で製作している物についての記事です。

胴体と翼の接合

2005-08-06 | 98式水上偵察機
昨日は日中の暑い中、エアコンの無い車で移動をしてましたら、すっかり体力を消耗してしまい、今日になってもかなり辛かったりするのですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

胴体と翼を接合する際には必ずと言っていい程パテ埋め整形が必要になります。今までプラパテ、ポリパテ、アルテコ瞬間接着パテ、プラ片+瞬間接着剤など色々と試して来たのですが、最近は写真の様にエポキシパテを使う事が多いです。エポパテは肉やせ(ヒケ)の無い粘土状パテなので盛り上げが最小限で済み、パテの面にスジ彫りをする時やプラとの繋がりの箇所でも欠けたりする事が無いので気に入ってます。よく使うのはタミヤの速硬化タイプで、昔からある高密度タイプの方は柔らか過ぎて私の手にはあまり馴染まないようです。
プラパテは基本的に盛り上げには向きませんし、ポリパテは硬化後に柔らか過ぎるのと脆いのがあまり好きではなく、こういう箇所には使ってないです。アルテコは硬化が早くていいのですが、密度が低いので表面処理にもう一手間かかりますし、瞬着は狙い通りに流すのに気を使いますので今回は避けてます。
エポパテのデメリットは硬化に時間がかかる点で、今回のタミヤの物は6時間で完全硬化します。5分10分で硬化する商品もあるのですが、硬化が早い物ほど密度が低く伸びが悪くなる傾向があり細かな作業には向かなくなります。その辺の落とし所は流石タミヤの物は抜群で非常に使いやすいです。
つらつらと勝手な事を書いてますが、こういう所にどんな材料を使うかは各人の手のクセや使う工具による所が大きく、一番使いやすい物は正直人それぞれだと思っております。経験を積んだ人の中には「この方法こそが一番じゃ!」と半ば押し付けのように言う人もおりますが、これから模型を始めようと言う方には色んな方法を試して自分の手に合った材料なり、やり方を見つけるのが早道だと思っておりますのでお間違え無きよう。
話は変わりますが、以前模型と全く縁のない知人にエポキシパテの話をした所「エポキシって何でそんな変な名前なの!?」と驚かれた事があります。うーん。

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