本日は、イベント案内でもピックアップしておりました国際会議(コンファレンス)の、午後からの部をちらっと覗きに行ってみたいと思います。
GLOBALIZATION, DIFFERENCE, AND HUMAN SECURITY
A Major International Conference
ポスターによると、同時通訳無しのようなので、全くついていけないと思いますが、資料だけでももらっておようかなと思っています。
主催は大阪大学「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」。平成19年度のグローバルCOEに採択されたとのこと。21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」を継承しているとのこと。
「21世紀COEプログラム」の成果の理解が前提でしょうか。まとまったやつとか、もらいたいんですけど、どっかに連絡すればもらえるんでしょうか。
なんだか目次だけで、20~30ページあるみたいです...
先日参加した「人間の安全保障と国際公共政策の将来」という国際シンポジウムは、同じ大阪大学大学院でも、国際公共政策研究科が主催で、ざっくりと法学系ですね。
「魅力ある大学院教育」イニシアティブというプログラムだったみたいで、そんなわけで、大学院生っぽい参加者が多かったのかな。皆さん、熱心にメモってましたし。
こちらも成果物をいただきたいものですが、18年度から始まり、中途なのでまだないかしら。
さて、この「研究教育拠点」なるもの、各大学の予算を吸い取り、文科省主導で再配分しておられるんでしょうが、その成果の評価というのは、文科省内の数人の役人さんによるだけなんでしょうか。
研究が継続される際には、今のように結果だけ示すのではなく、もっとオープンにしてほしいような気がします。
神戸大学法学研究科のCOEの成果は書籍化したようです。ふーむ。
うんと、それから。リンクを辿って、こんなものを見つけたのですが、三都の大学のカラーが見えてきた気がします。
京都大学の取組名称は「高度理論教育を目的とした教育改善の取組」
大阪大学の取組名称は「紛争の予防能力と修復能力を備えた法曹養成-プロセスとしての紛争処理に向けて-」
神戸大学の取組名称は「総合法律教育に関する手法と教材の開発-法領域横断的な複合問題に対応できる法曹の養成-」
まぁ以前から、そうなんじゃない?と言われればそうなのかもしれないです。京都は理論派、神戸は実学的っていうのは。
んで、大阪はどうすんのってところあったと思うんですが、「大阪外大」との併合もあったりして、人類・民族学系コンフリクトを中心に据えるのかな。勝手な印象ですが。