あーやってるぅと思いながら,昨日は時間がなくて入れなかった「北海道物産展」@阪急百貨店に行ってきました.
売り場をぐるぐる回ってやっと買ったのは海の幸弁当.かに山盛り弁当,ウニ山盛り弁当など他にも魅惑の品々が並んでいたのですが,結局選んだのはアラカルトでした.
カニ,うに,いくら,サーモン,ほたて,かずのこ,いかの姿煮と,美味しいものを少しずつでもいろいろと食べたいワタシが,その割安感にも惹かれて買いましたが,「かに山盛りが良かったかな.失敗したかな」と途端に後悔.ところが家に帰って食べてみたら,どの素材もすっごく美味しかったし,カニの身も充分だったので大満足でした.「カニ山盛り」のカニの身ってホントにすごい量でしょうな.たぶん飽きてしまっただろうと思うので,その点もアラカルトでよかったです.
...と食いものネタだけで終わると呆れられそうなのでサイエンスカフェに強引に繋げますですが
先日,K_Tachibanaさんが,サイエンスカフェについてのゆるい「ガイドライン」というか,取り決めをした方がいいのではないかみたいなエントリーをされており,また『「コーヒー片手に聞く講演会」という認識はなんとかしたいなあ』と書かれておりました.
基本,大賛成です.
ただ,どうやってガイドラインを守らせるのか?(←何様ってカンジですが)となると,相当に難しいですね.
これまで地道に活動の幅を広げ回数を重ねてきた主催者側でも,ようやく頭でわかっても身体(しゃべり)がついていかないという気がしますので,依頼されたゲストがこれをどこまで理解していただけるかは,コーディネータ,ファシリテータの技量というよりも「運量」かもなぁという気もします.パワーポイントも極力止めたいですが無理強いはできません.
まぁ会場設定(会場の椅子・机の配置など)はこちらの努力で出来ることですね.
他にはテーマ設定,タイトル,チラシづくりも,ある程度コーディネータの技量により左右されるでしょうけど,これもポイントは,どれだけ事前にゲストの研究に関する事前調査をして,面白いネタを聞きだせるかだなぁと何度かの経験で思うのですが,この時間がなかなか取れません.特に(おそらく)研究の足しになるわけでもない小規模の集まりにまったくのボランティアで来てくれるわけで...それだけでも申し訳なく思うのに,プラスさらなる時間と手間をおかけするかもしれないので,どうしても及び腰になってしまいますし(まぁ,お願いするときは「すごく強気」なんですが)
となると,実際「場」が盛り上がるかどうかは,大きくファシリテータにかかっているような気もします.その場で発生する様々なネタ(ゲストの話だけでなく参加者からの質問も)を上手くアラカルトしてお皿に盛り付けてしまえる「ファシリテータ」という存在は大変貴重だろうと思います.ワタシにはとても出来ないので余計にそう思うのかもしれません.
というわけで,やっとこアラカルトに繋げました.相当無理がありましたね...
それから「サイエンスカフェ」が双方向対話というよりも,ゲストへの質問という枠からなかなか踏み出せない点についてですが...と長くなるので,また改めて.
【関連エントリー】Intersecting Voice Cafe:対話と会話(2007年2月5日)
では,最後に本日のエイトハカセです!(あれ?)
ウワサの四コマ漫画「エイトハカセ」第七話@スプリング8,本日更新されてますぞ!今すぐチェキラ!
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