鈴木しづ子(私的解釈)夏みかん。
夏みかん酢つぱしいまさら純潔など 夏みかん酢つぱしいまさら純潔など(夏蜜柑酢今...
鈴木しづ子(私的解釈)東京と。
東京と生死をちかふ盛夏かな 東京と生死をちかふ盛夏かな(東京生死盟盛夏哉)はト...
鈴木しづ子(私的解釈)本屋の前。
本屋の前自転車降りるカンナの黄 本屋の前自転車降りるカンナの黄(本屋前自転車降...
鈴木しづ子(私的解釈)すべての夜。
すべての夜おそき飯はむ秋簾 今夜も夜更けての帰還、わびしいねぇ、どうしてこうも...
鈴木しづ子(私的解釈)あきさめや。
あきさめや肌つつみゆく旅衣 秋の雨はことさら寂しい。 すでに秋という季節に移っ...
鈴木しづ子(私的解釈)おのおの葉。
おのおの葉月のひかりにきそいけり 深夜である、月は満月、中秋の名月は煌々と地上...
鈴木しづ子(私的解釈)けんらんと。
けんらんと灯しみだるる涙冷ゆ 豪奢な夜の煌びやかの中で、わたしは酔っている。夢...
鈴木しづ子(私的解釈)暦日や。
暦日やみずから堕ちて向日葵黄 御一日(おついたち)である、幾たび・・・幾年経っ...
鈴木しづ子(私的解釈)対決や。
対決やじんじん昇る器の蒸気 じんじん昇っていく器の蒸気、水が蒸気になりやがて気...
鈴木しづ子(私的解釈)あひびきの。
あひびきの夕星にして樹にかくれ 世間、人に知られないように秘密裏に逢う。夕星(...
- 金原知典(15)
- DUCHAMP(139)
- 手作り(2)
- 岩田奎(116)
- 俳句歳時記より(74)
- 大峯あきら(20)
- 俳句(28)
- 川端茅舎(27)
- 山頭火(165)
- 河東碧梧桐(7)
- 若林奮(32)
- 茨木和生(20)
- 五十嵐播水(4)
- 藤田湘子(122)
- 三橋鷹女(206)
- 飯田蛇笏(2)
- 短歌(2)
- 美術(28)
- 飯島晴子(1223)
- 大森静佳(5)
- 吉川宏志(309)
- 日常(295)
- 漫画(23)
- DUCHAMP(43)
- 美術(3)
- 紙芝居(12)
- 高柳克弘(14)
- マグリット(146)
- 鈴木しづ子(175)
- 美術(13)
- ハマスホイ(11)
- Edward Hopper(11)
- 国木田独歩(1)
- 若林 奮(53)