
昨日、生まれて初めて日帰りバスツアーというものに参加しました。
目的地は瀬戸大橋、咸臨丸という帆船に乗って、香川県の丸亀花火大会を洋上より観覧するというツアーです。
うちの母は、こういうのに参加するのが大好き。
高速道路で瀬戸大橋まで行って、食事して、船に乗って・・・と考えたら、確かにツアー代金7000円は安いし、何もかも手配済みというのは楽チンです。
で、お盆に帰省しなかった代わりに、母にお付き合いすることになりました。
西条IC近くに集合し、そこから高速道路に乗って、各地から出発した他のバスと一緒になって向かいます。
いまやバスは禁煙が当たり前なので、この点は非常にありがたかったのですが、周囲の人が食べるお菓子やらおつまみのニオイが(涙)
こういう時は、周囲の迷惑よりも自分の快楽を取るべきなんだろうなぁ・・・お互い様の精神で。
そう思い、小谷ICでタコの天ぷらなどを買って食べました♪
しかし、いつもの目線と全然違うので、窓から見える景色がとっても新鮮(笑)
そしてバスのスピードの速さと言ったら!ヒョイヒョイと車を追い越していきます。
他の車が止まっているように遅く感じました。
いつも追い越されてばかりいるので、たまにはこういう眺めもいいですね。
3時頃には岡山に入り、時間調整のために倉敷の美観地区で無理やり観光。
4時半頃に再びバスに乗り、瀬戸大橋を渡って与島に到着。
ここで早めの夕食。フィッシャーマンズワーフで海鮮バーベキューのバイキング(飲み物別)でした。
瀬戸大橋と言えば、社員旅行で1度、伴侶と1度来たっきりですが、こんなに寂れているとはちょっとびっくり。
まぁ、瀬戸大橋自体、通行料が高いのであまり来ないし、フィッシャーマンズワーフも取り立ててコレ!といったものがない場所だから仕方がないか。
過去の賑わいを覚えているだけに、少し淋しいものを感じました。
食事が終わると、咸臨丸で丸亀港へ。
所要時間はだいたい50分くらいだったかなぁ・・・7時頃にようやく瀬戸大橋のライトアップが始まって、船上から見ることができました。
花火の観覧で船に乗るのも、生まれて初めてのことです。
広島の花火大会と言えば海が会場になるので、船から観覧する光景はよく目にするのですが、あの船の傾き方を見るととても乗る気には(汗)
船では、花火がどの方向に見えるか分からないままに、とりあえず自分の場所を確保し(敷物を敷いたり座り込む)、現地到着までのんびり過ごします。
少しくらいイスがあるのかと思ったら、2階のデッキには申し分け程度の数しか置いてなく、フェリーのデッキのイメージを持っていた私には大誤算。
こういう時、小さな折り畳み椅子があれば楽なんでしょうね。
そうそう。
このツアーは広島から来た人ばかりなので、そうなのでしょうか。
船は港の端の方に止まったのですが、すると皆さん港の中心方向が見える側に大移動を始めました。
広島の花火大会では、花火が上がるのは海上なので、その方向だと思うんですよね。
でも、港には他の観光船やら小型船がいっぱい。
どう見ても、そこが花火の打ち上げポイントではないような気が・・・。
始まってみれば、花火は思いっきり陸地から打ち上げられてました。
港から見ると、ちょうど丸亀城の隣の辺り。
で、再び大移動(笑)
かなり船が傾いているようにも思えましたが、案外大丈夫なものなんですね。
花火の規模は・・・申し訳ないけど、宇品や宮島にはかないません。物足りないくらい。
どちらかと言えば、そこでやっている婆娑羅まつりの方がメインなんですよね。
船から見るのも、帆船なので柱やロープ類がやたらと張り巡らされていて邪魔だし、潮の流れで船がゆっくりと回ってしまい、見る場所も定まらない。
撮れるはずもないのに、花火に向かってフラッシュを焚く人。
私の前に割って入ってきて、ケータイカメラで撮るオジサン。
嗚呼・・・。
花火よりも、帰りの船から見た瀬戸大橋の方がよほどキレイで、ロマンチックでした。
もう2度目はないかな(笑)
正確にはその日は島根に旅行でしたので、島根からの帰り道でしたが(笑)
香川の花火は高松も丸亀も正直たいしたことないです(笑)
しかし、花火があがるってことに意義があり夜店を楽しむのです(笑)
では、かなり馴染みのお祭りだったのでしょう。
失礼いたしました(><)
たぶん、港からだと花火が遠すぎるんです。
広島の海上花火は、本当に目と鼻の先で打ち上げるんですもの。
視野を外れるくらいデカイ花火が上がりますヨ。
浴衣を着て花火を見ながら夜店を楽しむ、といった風情のある祭りは、広島にはほとんどありません。
花火は小さくてもいいので、そういう雰囲気を楽しめる祭りをたくさんやって欲しいものです
最近は、花火の規模ばかり大きくなって、人の数も半端じゃなく多くなり、なかなか浴衣を着て夜店を楽しめるような祭りがありません。
やっぱり、アレですよ。
夏の終わりには線香花火♪
鈴虫の声を聞きながら、パチパチやるのが一番風情があります。