goo blog サービス終了のお知らせ 

は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

山口STAY 〜湯田温泉・1日目

2021年02月27日 | 旅行

ついこの前、熊本に行ったばかりじゃん!
と言われそうですが、今回のは一人旅だから違うの(笑)
広島駅で見かけた、キャリーバッグを引く観光客に旅心を刺激され、気がつけば旅に出ていました。

私にしては珍しい土日の旅行。
というのも、週末限定でこだま号指定席が半額になる「直前割50」という切符を使ったから。
コロナで落ち込んだ鉄道需要の喚起策として発売された、ネット予約専用の切符です。
これ、近隣県への旅行を促すのには、とても良い施策だと思います。
コロナが終わっても続けてくれないかなー。

車窓から見える徳山コンビナートの風景は、博多へ向かう時の楽しみのひとつ。
こだまだと、徳山駅の停車のためにスローダウンするので、よりじっくり見れます^^

広島から新山口までは、こだま号で約50分。
新山口駅で降りるのは初めてです。
車だと、高速道路を使えば1時間ちょっとで来れる所ですからね。
なお、鉄道を使って島根県の津和野や益田に行くには、ここから電車に乗り換えます。



新山口駅から山口線に乗り換えて、湯田温泉駅に向かいます。
山口線では交通系ICカードが使えないこと、列車内で検札があることなど、色々と驚きです。
なお、山口県内の路線は7割が無人駅で、全国ワースト4位とのこと。
車で移動していたら、知ろうともしなかったことです。

列車に揺られて約20分、湯田温泉駅に到着。
観光地だからなのか、さすがに無人駅ではありません。
旅館やホテル、観光施設などは、ここから10分ほど歩いた所にあります。

まだチェックイン時間には早いので、先にこちらのホテルで日帰り温泉。
ここの温泉は源泉100%かけ流しということで、ぜひ入っておきたかったんですね。
土曜日の午後で多少は混雑もしているかと思いきや、ガラガラ。
まろやかなお湯を楽しみました。

チェックイン時間になり、今夜の宿へ移動。
「女将劇場」で有名なホテルです。
ショーは夜遅い時間から始まるので、明るいうちに散策することにしました。

とは言え、湯田温泉ってあまり行くところがないんですよねー(^^;
とりあえず、以前も入ったことがある中原中也記念館へ。
「君に会ひたい。」という、中也と友人の交流を巡る企画展示をやっていました。
今日は一人なので、じっくり展示を見ることができました。

疲れたので、その向かいにある観光拠点「狐の足あと」に入ってみました。
ブログには書いていませんが、ここには2015年10月にも来ていました。
中原中也のコスプレができるコーナーが2階にあり、そこで写真を撮っただけでした。

せっかくなので、小腹を満たすついでに足湯に入ってみることに。
カフェで注文すると、追加料金を払えば足湯に持ち込んで食べることができます。
街中には無料の足湯がありますが、ここは雰囲気も良く、使い捨てタオルも付き、手ぶらで利用できるので便利です。

見知らぬ人と一緒に足湯に浸かるのは、何となく不潔な感じがして苦手なのですが、ここは別格。
これだけ広くて、しかも源泉かけ流しだから安心です。
本当は湯口に近い所が良いのですが、源泉温度は60℃以上。
他の皆さんはわりと平気そうに見えますが、私が熱さに弱いだけ?
試しに上の方に行ってみましたが、熱すぎて足を浸けていられず、写真の位置まで下がりました(^^;

足湯で休憩している間に、周辺の情報をネットで調べると、近くにこんな場所が。
「温泉舎」という、湯田温泉の源泉をビジュアルで楽しむスポットらしいです。

飲泉ができるようになっていたので、手で湯を受けようとしたら熱ッ!
それでも負けじと掌に溜めて飲んでみたら、かなり強めのゆで卵臭がしました。
飲んでもいいけど、飲み方には注意が必要そうです。

いよいよ見る所がなくなったので、まだ17時を回ったばかりですが、少し早めの晩御飯。
こちらで山口名物をいただくことにしました。

まずは、瓦そば。
かなり以前に食べたことがあるのですが、食べた店が悪かったのか味がいまひとつ。
その印象もあって、長く口にしていませんでした。
ところが、どうして!こんなに美味しかったの??

食べているうちに、焼いた瓦の上でお焦げになる茶そばが、これまた最高!
私の味覚が変わったのか、それともこの店が当たりだったのか、とにかく美味しかったです。

そして、美味しいと物足りなさを感じるんですね(笑)
もう1品食べたくなり、ふくの唐揚げを注文。
車で山口へ行く時には、よく美東SAで食べていました。
お刺身よりも、こちらの食べ方の方が好きです。

たったの2品ですが、あれで私のお腹は十分に満たされました。
それよりも、よせばいいのにノンアルではないビールを飲んで、かなり酔ってしまいました。
歩くと足がフラいて危ないので、道すがら見つけた足湯で休んでいくことに。

温めるのは余計に危なくない?
日が落ちると気温も下がってきたので、頭は冷たく足は温かくていい感じ。
この辺に住んでいる人は、いつでも好きな時に足湯を楽しめるのかー。
ちょっと羨ましく思いました。

酔いが醒めたところでホテルに戻り、内風呂に入って一息ついた後は、お待ちかねの女将劇場!
おひとり様で宿泊できる温泉宿が少ないこともありますが、これがあるから「西の雅 常盤」を選びました。

今年で77歳になる大女将が、ほぼ一人でショーを仕切ります。
舞台を手伝う従業員の皆さんとの対比が、また可笑しくて(笑)

とにかく色々な演目があり、1つ1つが全力投球といった感じ。
どこにそんなパワーがあるのかと思うほど、休む間もなく舞台に立つ大女将。

もういないかと思っていたけど、某国の元大統領が見れて良かった(笑)
それにしても、この分身人形ダンス、けっこう重量があると思うんですよね。
2体でも大変そうなのに・・・

どこかで見たような人たちと一緒に、EXILEの歌に乗せて踊る大女将。
これぞエンターテイメント!という感じで、楽しくって仕方ない(笑)

イナバウアー。(ただし前かがみ)

中国の伝統芸能の「変面」とか。

最後は、大女将の髪を筆にした書道パフォーマンスで終了。
ずっと笑顔を絶やさずに、1時間のショーをやり抜きました。
墨汁まみれの手で、旅館のお土産を紹介するその姿に、神々しささえ感じました。
ネットに上がっている動画を見るのと、リアルで見るのとでは迫力が違いますね。
いいものが見れて良かったです。
 
手に汗握ってすっかり体が冷えてしまったので、もう一度温泉に入って就寝。

(つづく)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 結婚20周年旅行 ~福岡・三... | トップ | 山口STAY 〜湯田温泉・2日目 »

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まん)
2021-03-14 20:19:32
お疲れ様です。
列車の旅も趣きがあります。
奈々さんのフットワークの軽さに感嘆します。

温泉の足湯三昧、羨ましいなあ。
ビールも美味しそうです。

昭和の名残りを思わせる女将さんの芸も
楽しそうですね!
返信する
思ったが吉日 (奈々)
2021-03-16 22:55:00
いつもコメントありがとうございます。
コロナ禍になってから旅行の回数が減っているので、
その反動が来ているのかも知れません(笑)
列車での移動は、近場でも旅感が味わえるので楽しいです。

女将劇場は想像以上に面白く、大女将もパワーに圧倒されっぱなしでした。
大女将には、いつまでも元気で頑張ってほしいと、心から思いました^^
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。