ボランティア参加

先月発生した、西日本の豪雨災害。
あの日以来、ずっとボランティアの機会をうかがっていましたが、やっと参加できました。

・・・2014年9月にも、同じことを書いていますね。

連日、30度を超える暑さが続く中、熱耐性の弱い私にお手伝いなど務まるのだろうか？
そんなことを考えながら、日々ニュースなどで伝えられるボランティア活動の状況を見ていました。



広島市内から自家用車以外でボランティアに行く方法は幾つかありますが、私はボランティアバスを利用しました。
広島駅からバスが出て、各方面のボランティア拠点に運んでくれるというものです。
送り出し先は呉方面と竹原方面がありますが、特に希望がないと伝えると呉（安浦）のバスに振り分けられました。

広島駅から安浦へは、1時間くらいで到着。
熊野トンネル付近で渋滞しますが、熊野町内は普段と変わらないペース。
後は、黒瀬から安浦に抜ける道は、大規模な土砂崩れがあった箇所で片側通行の長い信号待ちがあったくらい。
昔からよく使っていた道でもあるので、思ったより早く着いたという印象です。

安浦では土砂出しをやりました。
依頼主がある作業なので詳細は書きませんが、気温30度超えの炎天下での作業は、想像以上に大変でした。
15分活動、10分休憩というサイクルで、ひたすら土砂を土のう袋に詰める作業。
たぶん、4年前の安佐南区と安佐北区の豪雨災害のボランティアでも、そんな感じだったと思います。
この活動時間の短さを不思議に思う人が多いですが、実際にやってみるとそれくらいのペースでないと体力が続かないのが分かります。

長袖に長ズボン、帽子にマスクに手袋で、体のほとんどを何かで覆っている状態。
体を動かして発熱するうえに、高い気温と直射日光に晒される訳で、熱がどんどん体にこもってくるんですね。
汗のかきかたも普通と違って、流れるというよりは噴き出す感じ。
私はゴーグルをつけていたのですが、ゴーグルの中に汗の水溜りができるくらい。
体力ゲージが徐々に下がってきて、3度目の休憩あたりから言葉も出なくなります。
それでも、なんとか最後まで頑張れたのは、15分活動10分休憩という決め事のおかげだと思います。
もう少し気温が下がれば、しんどさも違ってくるのかな？

SNSでボランティア募集の情報をチェックしていますが、まだまだ手付かずの所もあるようです。
微力ながら、私にも手伝えることがあるのなら。
来週の土曜日も、また何らかの手段で活動に参加しようと思っています。