映画鑑賞感想綴

映画館で観た映画の感想です。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

2009年02月24日 | Weblog
 ☆☆☆☆★(満点5星)

 これは、アイデア勝負的な作品で、
 老人で生まれた子供が成長?というか
 時が経つにつれて若返り、
 赤ん坊として死を迎える男という
 アイデアで勝ちましたァ~って感じです。

 しかも主役にブラッド・ピットで
 監督が『セブン』などのデヴィッド・フィンチャーの
 コンビと来ればおのずと期待がまた高まってしまいます。
 今回は珍しくそれなりに期待通りで
 嫌なシーンや余計なシーンなどは感じることもなく、
 2時間30分以上の長大作なのに、
 ダルさなどは感じずに観られました。

 冒頭の時計職人のシーンから、切なさを感じて
 人は老いて、年を重ねて、いずれ死を迎える、
 生き物が生まれたら、死に向かって生きて行く
 ことしか出来ず、後戻りは出来ないという事の
 素晴らしさ、切なさをしみじみと感じました。

 
 あと映像的にCGの使い方が面白く、凄い技術
 とかではないと思うけど、5歳の子供(老人)の
 顔がすでにブラピなんですよ、笑えたりして・・・
 その後も歳相応のブラピになって来て、
 若い顔に変わって行くのが、
 面白くて、カッコイイですよ。
 

『チェ 39歳 別れの手紙』

2009年02月19日 | Weblog
 ☆☆☆★★(満点5星)

 『28歳の革命』に続く『39歳 別れの手紙』
 でしたが、前編よりも分かりやすい
 ストーリー展開で観やすかったです。

 キューバ革命を成功させた後の話しになっていて、
 名声や地位も得たのに、今度はボリビアで革命を目指し・・・
 ゲバラが死を迎えるまでのストーリーです。
 ボリビアの奥地で、真を貫いて、家族とも離れ、
 危険を冒してまで生きて行く生き方が
 とてもカッコよく思え、憧れてしまいそうです。

 だから今でも、このような映画のなったり、
 Tシャツにもなったりするんでしょうね。

 それにしても、スティーブン・ソダーバーグ監督は
 NHKスペシャルみたいな(ドキュメンタリーっぽい)
 作品は凄いものを感じます。
 

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

2009年02月19日 | Weblog
 ☆☆☆★★(満点5星)

 1950年代半ばの「レボリューショナリー・ロード」に
 住んでいる30代の夫婦の物語です。

 レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットは
 あの『タイタニック』以来10年以上ぶりの
 共演なんだそうです。
 お二人ともご立派になりはられて・・・、
 もの凄い熱演ぷっりに、すでにベテラン組(どんな組だョ!)
 に入れそうなくらいな演技には迫力があって良かったです。

 でも内容的には、最後の最後まで何が言いたいのか
 感じることができなくて、タダの自己中心的な
 若い夫婦の話しかよ!と思いながら観ていました。
 
 しかし、その最後の最後で不動産屋さんのご主人の
 行動で救われたました。
 人生いろいろあるし、そんなことも必要ですよ!
 なんて言っているよに感じて、共感できました!!!

 
 これまでのアカデミー賞作品の中では好きな
 『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督
 だっただけに、またもや期待し過ぎてしまいました。
 反省

『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』

2009年02月02日 | Weblog
 ☆☆☆★★(満点5星)

 第1章から増して出演者の豪華さでした。
 ユースケ・サンタマリアさんをはじめ
 上げ始めたらきりがないのでやめますが。
 
 エンドロールの後の第3章の予告だと
 第3章はもっと豪華な出演者みたいです。
 (こんだけの出演者だとやはり¥かかるよねぇ~)
 とりあえず楽しみ~~~

 
 作品的には3部作の2作目だから、
 こんな感じでしょうねってところです。
 だから第3章を観てからちゃんと評価します。
 とりあえず3星ってことでよろしくお願いします。