『アフタースクール』

　☆☆☆☆★（満点５星）

　まず、キャスティングが素晴らしい！！！
　大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、
　常盤貴子、田畑智子、etc・・・と
　個性派を揃えて見事な配役です。

　内容的には、前作『運命じゃない人』の
　笑劇があまりにも強く！面白かったので、
　またまた、ハードルが上がっていました。
　内田監督だから、何かやってくれるだろう
　と勝手に期待してしまっているんです。
　
　『運命～』を観ていなかったら、
　凄く楽しめたんじゃないかと思いますが・・・
　でも、これはこれで面白いかったです。
　手の込んだ脚本に、以外な展開、
　最後のオチも良かったんですが・・・
　（エンドロールの最後まで観てください！）
　『運命～』に比べてしまうとなぁ～～～
　オシイぃ～って感じでした。

　（前作と比べてはいけないんですかね。）

　『運命じゃない人』を観ていない方は
　前でも、後でも、是非ご覧下さい。
　
　もちろん、『アフタースクール』もオススメです。
　
　
　

『裏切りの闇で眠れ』

　☆☆★★★（満点５星）

　これはフランスのマフィアものです。
　
　フランスの裏社会なんて知らないけど、
　リアリティのない映画に思えて仕方ありません。
　
　あと、何を表現したいのか、何を伝えたいのか、
　何も感じなかったし、何も思わなかった。

　ストーリー的にもだから何って感じでした。
　
　でも、出てきた兄ちゃん姉ちゃんがカッコよくて
　着ていた服もカッコよかったので、☆☆付けました。

　

『ミスト』

　☆☆☆★★（満点５星）

　観ていて、疲れました！汗バンじゃったりして、
　（映画館の中が暑かったセイもあり）
　これはどうやって終わるのかな、なんて思いながら・・・
　えッ！そんな終わり方かよ！！！
　最後の・・・は余計だとボクは思います。

　大好きな『ショーシャンクの空に』の
　原作スティーブン・キングと監督フランク・ダラボンの
　コンビだったので、またもや期待をせずにいられません。
　前の『グリーン・マイル』で少し期待はずれだったので
　またかぁ～、っていう気持ちもありました、
　それに、そんなのまで出すのかっていう感じで
　結局そいつは何者なんだよ！でした。
　
　でも、最後までハラハラドキドキ！
　飽きずに観られると思います。
　やっぱり最後はあんな終わり方にしなければ、良かったのに・・・。
　
　
　

『最高の人生の見つけ方』

　☆☆☆☆★（満点５星）

　ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの
　ベテラン俳優の二人にピッタリのキャスティングでした。
　人生がこんな風に終えることが出来たら理想でしょうけど、
　ちょっとキレイ過ぎな感がありました、
　まぁ～エンタテイメントですからね！

　数年前に『死ぬまでにしたい１０のこと』という
　作品に内容が似ているような気がするけど、
　パクリ？！人物や設定は違うけど・・・
　よかったら見比べてみてください。
　ボクは『死ぬまでに～』方が好きかな。
　
　あと、邦題の付け方に一言、
　ほかに何かあったんじゃないの！
　なんか違う感じがしました。

　いろいろと言ってしまいましたが
　後味も良く、どなたにもオススメできる
　映画だと思います。

『ノーカントリー』

　☆☆☆★★（満点５星）

　コーエン兄弟の作品は『ファーゴ』など観たことは
　あったけど、相変わらず何を言いたいのかよく分からない。
　（人間の非日常的な心理のようなものを表現しているのかな？）
　ストーリー的にも、何だか似ているようにも感じて
　しまうのは、ボクだけでしょうか・・・？
　
　日本のＴＶＣＭで缶コーヒーを飲んでいる
　トミー・リー・ジョーンズがシリアスな演技を熱演？していて、
　やっぱりベテラン俳優という感じで存在感抜群！でした。
　あと、無表情なヤツの存在感も負けず劣らずというか
　完全にクっていた感じもありました。
　（見るからにヤツはヤバイ！って感じで！）

　これが今年のアカデミー賞なんですよね・・・。