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人生の迷子。

【読了】自炊力/白央篤司

2019-05-18 07:19:06 | 読書
【読了:2019.05.07】

【読了】スゴい早起き/塚本亮

2019-03-04 07:00:00 | 読書
【読了 2019.03.03】



朝早く起きるのがいいのはわかっとるんじゃけどな…。
肯定的にみると、早起きの効果は素晴らしいんですね!ってわかってますよ!ってことなのですが、正直みんながみんなそういう生活をできるわけじゃないこともわかってもらえればと思います。
私は、日照時間が長くなってくるだけで朝起きるのが可能になってくるので多少夜遅くても平気になるころになったら朝起きて動き出そうと思っているところ。
そして今年の秋ぐらいからビタミンDを投入してみる予定…(冬うつ傾向あり)。
冬だけどうにかできればいいんですよ…。

今、何にもモチベーションを上げる要素がないのでこういうボヤーッとした感覚になっているんだと思うのですが早起きして「これをやろう!」っていうものもないんですよね。
家事は確かに朝早ければ早いほどはかどるんですけど、それは私にとって疲労が早くたまる(刺激の影響が早くやってくる)だけなので結局自由なことができる時間に頭を休ませないといけなかったりしてあんまり意味がなくなるんですよね…。(家事ってクリエイティブってこと?)
どうしたもんかな、もっと工夫しないとダメかなーと思っとる…。

本自体は今までいろんな早起き推奨系の本と内容も似たり寄ったりです。
朝活しようぜ!的な内容なのでまぁ今まで朝活系を読んできた人にとってはごく普通の感覚なのでは?と思いました。
休日も含めて毎日同じ時間に起きるっていうのもよく聞く話なので正直目新しさはありませんでした。
10分早いだけでもできることはずいぶんあるはずなので、ちょっと早く起きてみたらいいとは思います。
帯に書かれているような「無敵になる」ことはないと思いますがね…。
早く起きた10分ぐらいでざっと目を通して30分もあれば完読できると思います。
すごくわかりやすいです。
中学生とか高校生とか勉強するっていう側の人には励みになるかも。
社会人になるとなかなかその暮らしを貫くのは難しいかと思います。(著者は会社勤めしたことあるのかしら?実家暮らしかしら?と思うふしもある)
先も言いましたけど、朝活の時間を家事に当てたら驚くほど家事がはかどるんで、早く動くに越したことはないと思います。
できるかどうかは別、ってのは置いておく。

そろそろ自己啓発系書籍は卒業なのかなぁと思い始めている私です。
つかみが違うから違う内容のような気がしますが、既視感があることはかなりある…。

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【読了】料理が苦痛だ/本田理恵子

2019-03-01 07:00:00 | 読書
【読了 2019.02.28】


そうなんだよぉぉぉぉ!!って第2章ぐらいまではとても共感できた。
第3章ぐらいからちょっと発想は合わないかもなぁと思い始めて、最終的にはよいと思うところだけピックアップして読んだ。
子供がいて、夫が早く帰ってくる家庭ならいざ知らず、我が家のように毎日22時を過ぎた帰宅でなおかつ子供がいないとなると食事の形態も変わるし、それ相応になるものだ。
さらに私が料理が苦痛なのは「作る」作業ではなく「献立を考える」であることは先の「一汁一菜でよいという提案」読んだ記事の時に書いたわけですが一番の苦痛はメインディッシュのカロリーを鑑みて献立を考えること。
夜遅い、さらにこのままだと日が変わるなという時間になることもざらだとハンバーグ食べたくてもハンバーグ作って食べさせられるか?ということになる。
普通のご飯が食べたいだけなんだよ!といつも思うのです。
普通のご飯が食べたいけれど深夜に帰ってきてもいいようなおかずを設定した日に限って驚くほど速く帰ってきたりするので本当に嫌になる。
から揚げが食べたい時にから揚げ作ることが叶わないのは本当に苦痛だ!!キー!

この本では選択肢として苦痛なら「料理を一旦やめてみる」ということを提案されています。
よく考えたら、私週末はそんなに料理しないなーと気づいて。
土曜の昼は外食して、場合によっては夜も外食、またはお惣菜の半額になったやつを買ってくる。
日曜日は前日に買ってきたパンとか惣菜の残りとかを朝とか昼に食べて、夜は簡単にレトルトだったりものすごく簡単なものを作る程度にしたり。(肉焼くだけとか)
それでいいなら、別に苦痛じゃないなと。
結局平日の自分の思うとおりの食事ができないのが苦痛なだけでそれ以外はどうにかなってるんですよね。
家事全般別に死にはしないからって先送りにしたりとか普通にするし。
洗い物とか片付けは当たり前のように放置するし。
そう考えたら私の苦痛は余裕がある時に組合せを考えておけば解消できるのか…。
結局「休めない」と思うからうまくいかないんでしょうね。

この本で一番笑ったのは弁当エピソード。
今川焼弁当とか面白すぎる。

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【読了】空海/高村薫

2019-02-28 07:00:00 | 読書
【読了 2019.02.27】



なんというか、難しくて。(文章が)
読みの難しい漢字にルビが振られていることもあるのですが、次のページにいったらもうルビはなくて。
覚えられないんですよね…。
かといって難読漢字のメモを取ってまで…と思って適当に読むのでますますわからんようになる。

始めに断っておくと、私高村薫さんの小説は好きなんですよ。
表現は難しいけどストーリーの作り方とか、社会に問いかけるような内容とか。
合田雄一郎とか(そこか)。
小説が面白い人がその他の文章ももれなく面白いってわけじゃないのも理解してます。
ので、その辺理解したうえで読んでいただけると。

内容は空海の成してきたことと時代における信仰、現在のありようなどを思索する、というもの。
私は最終的に、そこに着地するんだ…というような感覚になりました。
もう1周読むつもりではあるのですが、なんかこう釈然としない。
誰かの頭の中で構成され、出来上がったものを表現するというのは難しいんだろうなぁと思うけど、この場合は編集者が「この表現を足したい」とか「この表現は難しい」とかそういう指摘も出来たろうに…と思ったりもする。
(新リア王の連載で編集サイドとの行き違いから訴訟にまで発展したぐらいだからなかなか難しい人なんかなとは思うんですけどね)
空海をめぐる思索の旅を書きました、みたいな感覚なのかなぁと。
てっきり「親鸞(五木寛之)」みたいに「空海の人生小説にしました」みたいな内容かと思ってたので余計なんか違う感が自分の中に充満している…。

日常的に幻聴じゃなかろうかというような声が聞こえたり光が見えたりしてる人間としては神秘体験そのものが衝撃を与えたみたいなのはあんまり考えなくて、どちらかというと現代よりも平安の時代やそれに類する時代の方が神秘が起こりやすかった(まだ世界に今ほど雑念や物質的なエネルギーが渦巻いてなかった)と思うんですよねぇ…。
だから最初の室戸での神秘体験もそれ自体が衝撃を与えたというよりも自身が思い描いたものが「あってるんか?」って思ってそれを確かめに唐に渡ったんだろうと思うんですよね。
恵果和尚も空海が来るのを待っていたっていうのは、空海その人が自分の教えをつなぎに来るって「大いなる智慧」から伝えられていたと思うんですよね。
その時代は陰陽師も呪いもいろんないわゆる今でいう魔法的なものもある程度できたと思うんですよ。
めっちゃ強力とかそうではなくてもね。

こういうこと言ってると頭大丈夫かな、と思われるのも知ってますよ。
大丈夫です、そういう発想が現代社会では超マイノリティだということはわかってます。
「偶然は必然」と言ってはばからない人の言葉を借りれば、あの時代遣唐使団は遭難するのが当たり前で相当数が海の藻屑と消えていった中、彼と最澄という偉大な仏教指導者は確実に唐にたどり着いたというのは必然である、仏に守られているのだから到達できて当然であるという解釈もできるんですよねぇ。

今なお空海先生は御廟で修業なさっておいでとのことですが、ダライ・ラマ先生が14世まで輪廻してることを考えると空海先生も輪廻の最中なんですかね…。
それとも空海先生は解脱したのでしょうか。

これを読んで、最終的に専修念仏って、祈るだけで救済されるわけだから結局ほかの宗教みたいな域に至ったてこと?と内容と全く関係ないところに行き付くっていうね。

とりあえず、もう1回読むかな…。
といいつつ、次はこれ。


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「一汁一菜でよいという提案」を読んで、料理が嫌いなのか献立決めが嫌いなのかがよくわかった。

2019-02-16 07:00:00 | 読書
【2019.02.13読了】
タイトル通り一汁一菜の献立をベースに考えましょう、という内容でした。
もちろん、さらにおかずがつくのは悪いことではないので、献立を考えるときの最低ラインを一汁一菜(この場合の一汁は具だくさんの「おかずになる」味噌汁をいいます)に設定し、その上でおかずを足したり大変な日はそのまま一汁一菜で、という提案。
こんな野菜を味噌汁にしていいのか、と驚くようなものも。
日本の基本的な食事のスタイルを踏襲した献立作りでいいということなのですが、そのスタイルと合わせて日本の食文化についての考察などもあって興味深い内容でした。
歳をとってきたら確かにこのスタイルはいいよなぁと思います。
これを毎朝できれば一番いいんだろうと思いますが、私が朝弱いうえに、夫も朝が弱い…。
休みの日ぐらいできたらいいかな、とも思ったりしているところです。
ジャンルとしては食エッセイになるのかな…?

私は「料理嫌い」を公言しているのですが、これを読んでいて「作る工程」が嫌いなわけではなく、「献立を考えるのが嫌い」であったことがわかりました。
おかず2品と味噌汁となるとこのおかず2品の組合せをどうするかに本当に頭を使うので、それを考えるのが一番嫌だった。
それさえ決まれば作るのは順番通り(切る、煮るor焼くor揚げる、味付ける、盛る)進めるだけなので問題なく終わるのです。
もちろん具合がよくない日などはそこそこ面倒ではありますが、フィジカルの面での不調ならある程度休みながらでも多少時間かかってもそんなに苦にはならない。
献立決めに比べれば何の苦もない!
そんな苦を回避するべく、具沢山のお味噌汁とお漬物、ご飯でいいと。
なんて素敵な提案でしょう!
ダイエット中の我が家にはご飯はアウトですがね!
そして、平日晩ご飯の標準時間が21時過ぎなので炭水化物抜き。
ご飯と一汁一菜は遠い話です。
最近は汁物と野菜のおかず2品(シンプルなもの)を作ることにして、一汁二菜でご飯ナシの晩ご飯。
副菜系が2品でも汁物に卵や肉類を入れることでたんぱく質を摂るので野菜だけのおかずでも十分だったりします。
さらに遅い日は22時を過ぎることもあるので、そういう日は汁物だけにしたりしてコントロール。
そういえば東京時代は深夜飯とか言って具沢山汁物ばっかり作ってたな…。
東京時代に具沢山汁物にしたのも夫が太ったことが原因だったので今も昔もやってることが同じことの繰り返しで学習能力の無さが露呈している気がする。

ダイエットの記録として深夜飯を記事にするというのもいいんだろうか…。

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