2月中旬、一昨年の怪我が完治せず、昨年暮れ再手術を受けた結果仕事を続けるのは無理と判断して退職しました。
3月は温かい日が続いたので庭の片付けを始め、今月上旬に一応の目処を立て家の中に取り掛った。
掃除はいつしたんだろう?先ずは玄関からと思ったがゴミや不要品を仕分ける作業場所がない(><)
広い場所はリビング。最初はここかと恐る恐る始めて1週間。
玄関に近いところは想像していた以上に綺麗だった。先週末反対側に到達したところ・・・・
写真右下の赤枠で囲った様にニス?(合板なので色々と強度を増す加工がしてあるらしい)剥げたり黒ずんだりした場所が見つかった。
大きさは約0.6m×1.7m程、デッキブラシで水洗いをしたら一部が剥げるアクシデントも。
写真中央の青枠はその上に写っているニスで試しに塗って見た。しかし色違い。(写真で良い感じでけど実際は酷い)
フローリングの補修をネット検索して見たが、業者のPRサイトばかりで参考にならない。
こうなったら手探りでやるしかないだろうと揃えたものが次の写真。
左下から熱いお湯、セスキ炭酸ソーダ、水性ニス2色(上に乗っている黄色いものはナイロン繊維のぞうきん)、ワックスリムーバー、
サンダー(右上の青いもの)、NTドレッサー(サンダーの下、赤いもの、木工用荒削り金属ヤスリと言ったところ)、緑が養生テープ、
下が筆3本セット、木工用パテ、ナイロンブラシ(緑のものが柔らかい、上に乗っている端が白と黒のもが堅いブラシ)
手始めにお湯にセスキをスプーン約1杯を入れ溶液を作り約半分程度に堅いブラシに付け、こすりながら拡げた。
黄色くなっているところはまだ表面加工が生きている。それ以外は残骸が少しある程度。
右上の白っぽいとこはデッキブラシで表面が剥げた場所。
セスキをつけ2~3分して拭取ったあとのぞうきん。右側だけ使ったがこれだけ汚れが落ちた。
ぞうきんはこの後3回流水で汚れを落し拭取ったものの4回目でもまで汚れた。(後で洗剤を使った比較写真を貼付けます)
セスキを使う理由は汚れを落すだけでなく界面活性剤未使用だから。
セスキは半分という意味がある様です。半分と言うには重曹と炭酸水素ナトリウムを1:1でブレンドしたものなのです。
プロは苛性ソーダを使うようです。これ敷居が高いのでTVで掃除方法の番組を見て知り良く落ちるので病みつきになった。
次に掃除用洗剤でどれだけ落ちるのか!試しに原液をまいて堅いブラシでこすって見た。
洗剤なので泡立つ、因みにセスキはお湯だったので。条件を同じにする為、ブラシにはお湯をつけた。
かなりごしごしやったので少しはブラシにも汚れが付いたかと思った。
結果は上の写真の様にフローリングを削った破片が落ちたもののお湯は少し色が付いた程度。
ぞうきんで拭取って見たら・・・・??
左半分がセスキの拭取り4日目の汚れ、右が洗剤の拭取り後。解り難いのですが微かに汚れている。
この汚れ、セスキが落し拭取れなかったものが付いた可能性がある。何せぞうきんが汚れなくなるまで拭取ってはいないから。
ここまでやっても気になったのが横の切れ目の白っぽい線!写真では上手く撮れなかったが明らかに汚れている。
やむなくセスキの粉末を直接まいてブラシをかけた。泡だったのは洗剤を綺麗に拭取っていなった。
ここで止め、乾燥させてからパテで補修をしようと思っていたが・・・
使用方法を読むと水性のようだと分る。
剥げても一部が残っているところもあり、接着剤を使おうか?パテでつかないか?考えていた。
パテが水性なら十分乾燥させる必要もないから試しに2cm程のところで試した。
これが見事についた。ではと大きいとろの裏側にへらでパテを塗り貼付けることに!
付属のへらで欠損した部分にも盛り、仕上げは金属のヘラで平したりV字の切込み部分の整形をした。
細かなクラックがあったので筆に水をつけパテを伸しすり込んで見た。
プラモのテクニックに溶きパテで細かな傷を補修する方法と同じ原理。
仕上げは濡れぞうきんで余分なパテを拭取り。
今夜は汚れを落すだけのつもりで始めたのに、補修の第一段階までやってしまった。
約2時間半掛った成果がこれ
携帯でストロボをたいて撮った為、色合が実際と異なった。近づけようとPSでカラーバランスを調整した。
時間を掛ければ実際の色に近づくのだろうが簡単にはできない
それにノートPCの液晶では正しいカラーバランスになっていないから諦めた。
最後に今後に予定。
パテが完全に硬化したらワックスリムーバーで再度汚れ落しを試す。
前後するかもしれないがパテの盛り上げをする。(取扱い説明にヒケがあると明示されている)
サンダーなどでざらつきを取る。
部屋全体の清掃と補修が終ったらワックスをかける。
今週中に終れば万々歳かなぁ====w