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しゃべってコンシェルアプリが更新。ひつじのしつじくんが高精細に生まれ変わる

■ひつじのしつじくん&メイドのメイちゃんが高解像度化!

 2015/9/7、Android版のしゃべってコンシェルアプリにバージョンアップが配信された。Android 5.0にOSアップデート済みのXperia Z3 Compact SO-02Gでは、0A.40.04000から0B.00.04003に更新が行われた。ちなみにAndroid 4.4のDisney Mobile on docomo SH-02GではVer.0B.00.14002に更新されたことを確認している。
しゃべってコンシェルアプリ(Android版)にアップデート 更新後のバージョンは0B.00.04003。アイコンもフラット化された


 一見して気づくのは、ホーム画面のマチキャラやしゃべってコンシェルアプリのしゃべってキャラの輪郭からギザギザが消え、なめらかな曲線で描かれているようになったことだ。2011-2012冬春モデルから搭載が始まったスマホ版のマチキャラにとっては4年越しの高解像度化である。
 Webサイト等に掲載されているアプリの更新内容にはホーム画面のマチキャラをピンチイン/ピンチアウトすると拡大縮小できる旨の記載があるのだが、実のところは主従が逆で、拡大縮小機能こそがキャラの描き方が変更された副産物ではないかとにらんでいる。
マチキャラをピンチインピンアウトすると拡大縮小が可能に マチキャラが高精細になった


■アクション多数追加で端末状態に応じた反応も

 キャラの高解像度化と並んで、ホーム画面でのアクションが多数追加されているのが今回の主たる変更点だろう。
 まずは端末をスリープから復帰させた際にはマチキャラの登場シーンが目を引く。居眠りをしていてハッと気づき、そーっと振り返るパターンや上から落ちてくるパターン、颯爽と歩いてくるが転んでしまうパターンなど多様である。最近のひつじの執事室では見られなくなったひつじのしつじくんの寝姿に加えて、初登場のメイドのメイちゃんの後ろ向き寝姿は要注目だ。
スリープからの復帰時にはアニメーションが追加。転んで照れるひつじのしつじくん メイド服のまま寝ているメイドのメイちゃん


 また周囲の明るさやバッテリーの充電度合いに応じて変化するアクションはマチキャラでは新しい仕掛けだ。周囲が暗くなるとトンネルのような暗闇で懐中電灯をかざす仕草は端末の照度センサを参照しているのだろうか。充電中は栄養ドリンクを勢いよく飲んでいるのだが、充電の進行に応じて背中の反り具合が変わる点は芸が細かい。
バックライトが暗くなるとライトで照らそうとするメイドのメイちゃん 充電時にはエネルギー補給するひつじのしつじくん


 端末を小刻みに数回振るとひつじのしつじくんが分身したり、お気に入りのアイテムが表示されたりするお遊びも楽しい。「分身」のバリエーションはいくつか用意されているが、パンダの全身着ぐるみに身を包んだひつじのしつじくんやなにわのしつじくんのたこ焼きスタイルのひつじのしつじくんのほか、2013年夏に期間限定でゴールドタキシードを身にまとって登場した「1000万人ありがとうひつじのしつじくん」は懐かしいお着替えである。
端末を振るとひつじのしつじくんの分身やアイテムが表示される


 メイドのメイちゃんを設定して同じように端末を振ってみると、2010年以来となる「お洒落メイドコース」の夜の衣装に身を包んだメイちゃんが現れた。5年越しの登場でウオッチャー向けとしか考えようがないセレクトだ。なお、キャラの分身やアイテムは最大5種類まで表示される。
端末を振るとメイドのメイちゃんの分身やアイテムが表示される


■現時点の高解像度対応はプリインストールのひつじのしつじくん&メイドのメイちゃんのみ

 いいことずくめのしゃべってコンシェルアプリのアップデートだが、2015/9/7時点で高解像度化の恩恵を受けられるのはアップデートされたプリインストールのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんのみで、しゃべってコースとして提供されている各キャラやおしゃれひつじコースのひつじのしつじくんは対象外とされている。サードパーティのコンテンツプロバイダが提供するしゃべってキャラやマチキャラについても今後対応が進んでいくのだろうか。
2015/9/7での高解像度対応はプリインストールのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんのみ


 先日、4K解像度のディスプレイを搭載するXperia Z5 Premiumも発表され、いっそうディスプレイの高解像度化が進む中でマチキャラの高解像度化が図られたことを歓迎したい。


【参考】

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