俳句 HAIKU  はいくっ

俳句は 楽しく 詠うもの ぽちぽちと とつとつと

大晦

2015-12-31 21:23:07 | 日記
大晦日(おおみそか)のことです。


今日が、大晦(おおつごもり)。


昨日が、小晦(こつもごり)です。




おおつごもり、ちと言いにくいですが、



言感は、おおみそか、より好きです。






俳句は、大和言葉の方がいいかしらねぇ。






ばちっとキメたいときは別ですし、



固い言葉の方が、思いの深さは託せますね。









「一年が終わる」という感慨を久しぶりに持ちました。



それだけ、心にゆとりあるのでしょう。








3狆担いで、よく遊びに行った一年でした。






俳句も、ポチポチから集中的にできる時間と力が戻ってきました。




この一年、自分の俳句の進む方向を考えて、



今の年齢にふさわしい在り方を、決めました。





そういう意味でも、今年は自分を太らせることができました。



体重ではないですよ。



私のこころ。












来年は、我が家のメンテナンスを早手回しにしたので、


たぶん大きな故障はでないでしょう。



それで、結構いそがしかったものぉ。






私一人で旅をするのは、「一泊にして」と言われているので、



遠くには行けないかなぁ。




でも、行きたいときに行けるようになったんだから、「まっいいか」ですよね。









今年一年、覗きにおいでくださってありがとうございます。



新しき年もよろしゅうお願いいたします。







除夜の鐘(近くに古刹があります)、今年も夢の中でしょう。





















ですもの。




















光束ねる

2015-12-27 11:45:33 | 日記






















束(つか)ねる、とお読みいただくと、柔らかい感じになります。



束(たば)ねると読むと、ごつごつした感じになりますよね。








両方とも送り仮名は「ねる」なので、どうとでも読めます。



こういう場合、句会に出す時はルビをふります。









鳶さんの「ぴ~ひょろろ~~」という、



柔らかい、時には三枚目の声。



それくらいのふんわり度の冬の日差し。



夏のギンギラギンなら、鳶さんではないですよね。







仙台もやっと積雪です。



といっても、うっすら。



お日さまが出てきたら、たちどころに消えちゃうくらいでした。






昨日に引き続き朝の最低気温は、氷点下です。



今日も風が強いのです。



風が切っ先を持っています。






こういう日はうちの中でぬくぬくしていたいんですが、



しっぽ息子どもは、キラキラの目で、



「お散歩にいこっ!!」








冬至芽

2015-12-23 07:10:06 | 日記





















「冬至芽」というからには、



冬至のころに出てくる冬越しの「芽」のことですが、



俳句の世界では、「菊」のことを指します。







画像がそうです。





何やら茶色の茎が菊です。





花はちょっと変わった色です。



深い臙脂(えんじ)色。



父が好んだ色でした。









本来、すでに咲き終わって切り取ってしまっている時期なんですが、



暖冬のおかげか、そのせいか、まだ咲いているんです。






植物にとって「花を咲かせる」というのは一大事業なので、



枯れなくても適時に切らないと、来年、花付きが悪くなるのよね。



お礼肥えもあげられないし。







でも、きれいに咲いているのでせつなくて。







今週末、本来の冬の温度にいきなりなるようなので、



いくらなんでも、かしらねぇ。






律儀に芽を出してきた可愛い緑たちが、枯れない前に。








季語として「夏至」というのは、明確な季感がないんですが、



「冬至」はぎっちりあります。








旧暦であれば、春に向かう時期とはっきりします。




新暦でも、「日脚のぶ」の感じがすこしづつ。


















待降節

2015-12-19 19:17:05 | 日記























待降節と漢字にすると「?」かもしれません。




「アドベント」、イエス・キリストの誕生を待つまでの期間。





平たく言うと、「クリスマスまで〇週間」というカウントダウンです。







リースのような感じの飾り物をお皿にして、



キャンドルを4本立てて、




1週間に1本ずつキャンドルを灯していくんです。







キリスト教の幼稚園に通いました。




降誕劇より、幼心に印象深く残っています。




クリスマス礼拝の金粉付きのカードとともに。








久しぶりに見ました。




キリスト教徒ならだれでもするというものではないので。







幼稚園教諭と言う職は、季節、季節の行事に敏感です。



キリスト教の幼稚園ではありませんでしたが、



「クリスマス気分」は、やはりいいもの。



サンタさんに何をもらおうか、



ドキドキワクワクしている子どもたちは本当に可愛いです。



キラキラのお目目とピンクのほっぺで、真剣に悩んでいましたもの。







職を離れて、一番遠くなったのがクリスマスかもしれません。




 ☆ 画像は先代のわんこたちです。
   休日に、こそっと幼稚園に連れて行って、パシャ。
   3狆は、クリスマスツリー知りません。

冬たんぽぽ

2015-12-12 19:07:38 | 日記






















今日は、今年最後の句会でした。



なんか、久しぶりに「今年最後」だなぁと思う余裕がありました。



昨年は、母を見送って、後始末が一段落した、くらいでした。



「ふ~っ」という感覚の方が大きかったでしょうかねぇ。



この十年くらい、毎日が駆け足だったような気がします。






「今年最後の」よりも、「早く家に帰らなくては」でしたから。




気合を入れて、年賀状を出せるのも、久しぶりです。



今年は、あて名は「手書き」と思っています。








野の草たちは、本当に偉いな、と思います。



完全に枯れる寒さが来るまで、生きることをあきらめない。




画像のたんぽぽは、



決して日当たりのよいところに生えているわけではありません。






葉っぱが、霜にやられて赤くなっても、



茎も赤くなってしなびそうになっても、



種を飛ばそうとしている。







すごいなぁ~と心から思います。





私も、生きることにそうありたいと。






生きた証を残したいとか、そういうことではなく、



毎日の暮らしをちゃんと重ねて、



「いい人生だった」と思えるように。








今のところ、そうできているかしらねぇ。






もともと能天気ですから、緩いです。







「昼寝をする」も、




「ちゃんと毎日を積み重ねる」うちだもん。