俳句 HAIKU  はいくっ

俳句は 楽しく 詠うもの 

ぽちぽちと とつとつと

種を選る

2013-03-30 21:52:42 | 日記

















しゃぼんだまに続き、

いつでもいいじゃない?季語第二弾。


なぁ~んて。



「種選び」は、春の季語です。


種を選(よ)るは、読みを変えたもの。



「種」が、春の季語。

「種採り」が、秋の季語なんです。




何の種を選っているかというと、「えんどう」です。

去年育てて、来年のために食べないで大きくしたもの。



その時は、まぁまぁでも保管している間に、

力を無くす種もあるんです。


農家の方は、

秋に蒔いて寸の丈で年を越させるのですが、

素人には難しいです。


立春に蒔く、というのが東北の定番ですが、

それもけっこう寒さにやられるので、

今頃、種蒔きをします。



家の庭は日当たりがいいんです。

朝日を背中に感じながら、

のんびりとそんなことができる時期になlりました。



3狆も一緒です。

かぁちゃんが何をしているのか、興味津々の末っ子。

「手伝いたい!!」と、本狆は言いますが…








海に

2013-03-28 23:14:43 | 日記





















「しゃぼんだま」、春の季語なんです。


春の「人事」の中の、「遊楽」に分けられています。




季語の分け方を決めた方の意図はよう分からんのですけどね。


「凧」「風船」「ぶらんこ」もなのよ。



強いて言えば、

暖かくなって野遊びが楽しくなるからかしらねぇ。



「凧」なんて、現代の感覚から言うと、お正月かしらぁ。



新年の季語の中の人事の「遊楽」は、

「かるた」「独楽」「羽根付き」「手鞠」。


「羽根付き」は、納得できるけど、はてさて。




「甘酒」は、なんと夏の季語!!!

暑気払いのためだからだそうで。




そんな、現代とは感覚が違うところは、

約束事なので目をつぶるしかないデス。




しゃぼんだま、せんせいの感覚から言うと夏なんです。

こどもたちと遊ぶのは。




実際にしゃぼんだまを吹いたのではないのです。

震災のあと大川小学校の対岸に立って(大川小学校側は、立ち入り禁止)

お地蔵さまの前で、

風に吹かれながら、

こどもたちのことを祈っていました。



もう一回、

もう一回、

この世に生まれてきて。


できれば、お父さんとお母さんのところにと、願いながら。



しゃぼんだまは、心の中で吹いたもの。



この願いが、天に届きますようにと、虹の色に乗せて。



2年たって、一句になりました。


というより、やっと人目に晒す気になりました。