１１月２５日（火） 曇りのち雨
花八つ手くぐり近道商店街
云過ぎた後のだんまり根深汁（根深汁）
花八つ手くぐり近道商店街
云過ぎた後のだんまり根深汁（根深汁）
１１月２４日（月） 晴れのち曇り
朝時雨けぶる硝子にしずく落ち
１１月２３日（日） 晴れ
水仕あと珈琲注ぐ冬うらら
鱈の身のしまれば白く海の幸（鱈）
寄鍋を囲めば笑顔溢れ出す（寄鍋）
朝時雨けぶる硝子にしずく落ち
１１月２３日（日） 晴れ
水仕あと珈琲注ぐ冬うらら
鱈の身のしまれば白く海の幸（鱈）
寄鍋を囲めば笑顔溢れ出す（寄鍋）
俳句たべものダイアリー二０一四年十月
十月 一日（水）雨 小雨降る路地から覗く葡萄の実（葡萄の実）
十月 二日（木）曇 一房を大事に皿に盛る巨峰（巨峰）
十月 三日（金）曇 夕暮れて林檎の香る台所（林檎）
十月 四日（土）晴 無花果のジャムと洒落ましょ朝の風（無花果）
十月 五日（日）雨 花梨の実ゴツゴツ化けて喉飴に（花梨）
十月 六日（月）雨 秋刀魚焼き二つに腹を割って盛る（秋刀魚）
十月 七日（火）晴 スーパーへ入れば秋果の出迎える（秋果）
十月 八日（水）晴 小鳥来て割れた栗の実突いてる（栗の実）
十月 九日（木）雨 まだ固く甘柿ひとつ台所（甘柿）
十月 十日（金）晴 柿の実を見つけて元気歩のかろし（柿の実）
十月一一日（土）晴 鮭焼けば銀の鱗に波のぼる（鮭）
十月一二日（日）晴 ピーナッツいつも仲良く夫婦豆（ピーナッツ）
十月一三日（月）雨（体育の日） 新酒あけ新潟産のラベル読む（新酒）
十月一四日（火）晴 茄子焼けて雨音激し夕支度（茄子）
十月一五日（水）曇 しめじ茸ほぐす水桶宵迫る（しめじ茸）
十月一六日（木）晴 馬鈴薯の崩れ煮込まれシチューの夜（馬鈴薯）
十月一七日（金）晴 北の海下り秋味どこへ行く（秋味）
十月一八日（土）晴 南瓜からお化け飛び出し忘れ物（南瓜）
十月一九日（日）晴 キッチンの片隅に甘柿の坐す（甘柿）
十月二０日（月）晴 晩酌に秋果の薫るサングリア（秋果）
十月二一日（火）曇 なめ茸の汁の熱さを冷ます間に（なめ茸）
十月二二日（水）雨 南瓜煮る種取るだけで南瓜煮る（南瓜）
十月二三日（木）雨/曇 ハロウインの南瓜被る魔女魔女帽子（南瓜）
十月二四日（金）曇 鮭焼けば淡く色づく潮の朝（鮭）
十月二五日（土）曇 梨ひとつ二人で食べる宵の鐘（梨）
十月二六日（日）晴 朝焼けてパンプキン色のパンケーキ（パンプキン）
十月二七日（月）曇 種を取る南瓜の固く切りずらし（南瓜）
十月二八日（火）晴 椀に浮くたったひと切れ柚子香る（柚子）
十月二九日（水）晴 ハロウインの南瓜のお化け何に出る（ハロウイン）
十月三十日（木）晴 何言うで無くても二人林檎食む（林檎）
十月三一日（金）雨 ハロウインに大人も化けて南瓜顔（南瓜）
十月 一日（水）雨 小雨降る路地から覗く葡萄の実（葡萄の実）
十月 二日（木）曇 一房を大事に皿に盛る巨峰（巨峰）
十月 三日（金）曇 夕暮れて林檎の香る台所（林檎）
十月 四日（土）晴 無花果のジャムと洒落ましょ朝の風（無花果）
十月 五日（日）雨 花梨の実ゴツゴツ化けて喉飴に（花梨）
十月 六日（月）雨 秋刀魚焼き二つに腹を割って盛る（秋刀魚）
十月 七日（火）晴 スーパーへ入れば秋果の出迎える（秋果）
十月 八日（水）晴 小鳥来て割れた栗の実突いてる（栗の実）
十月 九日（木）雨 まだ固く甘柿ひとつ台所（甘柿）
十月 十日（金）晴 柿の実を見つけて元気歩のかろし（柿の実）
十月一一日（土）晴 鮭焼けば銀の鱗に波のぼる（鮭）
十月一二日（日）晴 ピーナッツいつも仲良く夫婦豆（ピーナッツ）
十月一三日（月）雨（体育の日） 新酒あけ新潟産のラベル読む（新酒）
十月一四日（火）晴 茄子焼けて雨音激し夕支度（茄子）
十月一五日（水）曇 しめじ茸ほぐす水桶宵迫る（しめじ茸）
十月一六日（木）晴 馬鈴薯の崩れ煮込まれシチューの夜（馬鈴薯）
十月一七日（金）晴 北の海下り秋味どこへ行く（秋味）
十月一八日（土）晴 南瓜からお化け飛び出し忘れ物（南瓜）
十月一九日（日）晴 キッチンの片隅に甘柿の坐す（甘柿）
十月二０日（月）晴 晩酌に秋果の薫るサングリア（秋果）
十月二一日（火）曇 なめ茸の汁の熱さを冷ます間に（なめ茸）
十月二二日（水）雨 南瓜煮る種取るだけで南瓜煮る（南瓜）
十月二三日（木）雨/曇 ハロウインの南瓜被る魔女魔女帽子（南瓜）
十月二四日（金）曇 鮭焼けば淡く色づく潮の朝（鮭）
十月二五日（土）曇 梨ひとつ二人で食べる宵の鐘（梨）
十月二六日（日）晴 朝焼けてパンプキン色のパンケーキ（パンプキン）
十月二七日（月）曇 種を取る南瓜の固く切りずらし（南瓜）
十月二八日（火）晴 椀に浮くたったひと切れ柚子香る（柚子）
十月二九日（水）晴 ハロウインの南瓜のお化け何に出る（ハロウイン）
十月三十日（木）晴 何言うで無くても二人林檎食む（林檎）
十月三一日（金）雨 ハロウインに大人も化けて南瓜顔（南瓜）
俳句ダイアリー二０一四年十月
十月 一日（水）雨 始まりを暦に見れば神無月
十月 二日（木）曇 朝風が月夜の調べ語り出す
十月 三日（金）曇 秋風と小さな木の葉の囁きと
十月 四日（土）晴 秋うららランドセルの子走り去る
十月 五日（日）雨 秋の雨ときおり叩く竿の音
十月 六日（月）雨 野分け来る不気味な朝の雨しとど
十月 七日（火）晴 野分け去り空にぽっかり千切れ雲
十月 八日（水）晴 秋晴れの空へロケット高らかに
十月 九日（木）雨 月赤く地球の影と鬼ごっこ
十月 十日（金）晴 天気図の予報あれこれ芋嵐
十月一一日（土）晴 松ぼっくり拾えば空の青深む
十月一二日（日）晴 朝晴れてその空へ木々初紅葉
十月一三日（月）曇/雨 秋冷の朝を駅へと人寡黙
十月一四日（火）晴 野分け後倒れた鉢を陽の照らす
十月一五日（水）曇 雁が音の繋ぐ梢の杜となる
十月一六日（木）晴 朝の空に色鳥の声さやか
十月一七日（金）晴 北の海下り秋味どこへ行く
十月一八日（土）晴 大の字に晴れた空へと花桔梗
十月一九日（日）晴 行き摺りの和服の影を秋海棠
十月二十日（月）晴 いつからか予定のたたず花野原
十月二一日（火）曇 色付けば風の方へと柿紅葉
十月二二日（水）雨 雨が降る雨粒落とし銀杏の実
十月二三日（木）雨/曇 朝夕のそぞろに寒く小雨かと
十月二四日（金）曇 朝風が水の輪落とし秋深む
十月二五日（土）曇 梨ひとつ二人で食べる宵の鐘
十月二六日（日）晴 天高く雲山遠く風そよぐ
十月二七日（月）曇 藤の実の古木の枝を這い上る
十月二八日（火）晴 走りゆく風に不惑の夜の更ける
十月二九日（水）晴 肌寒く爪にダイヤの女見る
十月三十日（木）晴 朝早く声なく見てる花桔梗
十月三一日（金）雨 秋の尽小雨まじりの町の朝
十月 一日（水）雨 始まりを暦に見れば神無月
十月 二日（木）曇 朝風が月夜の調べ語り出す
十月 三日（金）曇 秋風と小さな木の葉の囁きと
十月 四日（土）晴 秋うららランドセルの子走り去る
十月 五日（日）雨 秋の雨ときおり叩く竿の音
十月 六日（月）雨 野分け来る不気味な朝の雨しとど
十月 七日（火）晴 野分け去り空にぽっかり千切れ雲
十月 八日（水）晴 秋晴れの空へロケット高らかに
十月 九日（木）雨 月赤く地球の影と鬼ごっこ
十月 十日（金）晴 天気図の予報あれこれ芋嵐
十月一一日（土）晴 松ぼっくり拾えば空の青深む
十月一二日（日）晴 朝晴れてその空へ木々初紅葉
十月一三日（月）曇/雨 秋冷の朝を駅へと人寡黙
十月一四日（火）晴 野分け後倒れた鉢を陽の照らす
十月一五日（水）曇 雁が音の繋ぐ梢の杜となる
十月一六日（木）晴 朝の空に色鳥の声さやか
十月一七日（金）晴 北の海下り秋味どこへ行く
十月一八日（土）晴 大の字に晴れた空へと花桔梗
十月一九日（日）晴 行き摺りの和服の影を秋海棠
十月二十日（月）晴 いつからか予定のたたず花野原
十月二一日（火）曇 色付けば風の方へと柿紅葉
十月二二日（水）雨 雨が降る雨粒落とし銀杏の実
十月二三日（木）雨/曇 朝夕のそぞろに寒く小雨かと
十月二四日（金）曇 朝風が水の輪落とし秋深む
十月二五日（土）曇 梨ひとつ二人で食べる宵の鐘
十月二六日（日）晴 天高く雲山遠く風そよぐ
十月二七日（月）曇 藤の実の古木の枝を這い上る
十月二八日（火）晴 走りゆく風に不惑の夜の更ける
十月二九日（水）晴 肌寒く爪にダイヤの女見る
十月三十日（木）晴 朝早く声なく見てる花桔梗
十月三一日（金）雨 秋の尽小雨まじりの町の朝