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gooブログ「曇りのち晴れ」

曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一六年七月

七月 一日(金)曇/晴 夏の夢結ぶ星座の物語
七月 二日(土)晴 葉桜を呑み込み川の水濁る
七月 三日(日)晴 紫陽花に弾けて雨の四分音符
七月 四日(月)晴 短夜の眠りの浅く朝を呼ぶ
七月 五日(火)曇 短冊の五色もつれて星迎え
七月 六日(水)曇 短冊のたわわに垂れて七夕竹
七月 七日(木)晴 七夕の星待つ宵の川濁り
七月 八日(金)曇 この一句届け夜空の星祭
七月 九日(土)雨 真夏日の午後の豪雨に部屋ごもり
七月 十日(日)晴 梅雨晴れ間いつしか雀の一羽二羽
七月一一日(月)晴 今朝晴れて空へと元気青葉蔓
七月一二日(火)晴 葉桜に橋の欄干遮られ
七月一三日(水)雲 朝風と雲を押しのけ百日紅
七月一四日(木)晴 梅雨空の西より迫る雲の層
七月一五日(金)曇/雨 夕立の土打ち叩き地へ海へ
七月一六日(土)晴 南天の彩り派手にブーゲンビリア
七月一七日(日)晴 箱庭にペチュニア植えて午後のお茶
七月一八日(月)晴(海の日) 昼顔の松の木蔭に潮の引く
七月一九日(火)晴 口癖に暑い暑いと夫言う
七月二十日(水)晴 梅雨晴れ間山へ海へと空ひらく
七月二一日(木)雨 朝明けて小雨ひとつぶ涼を呼ぶ
七月二二日(金)雨/曇 朝の雨朝に色無く音も無く
七月二三日(土)晴 朝焼けの雲へ飛び去る明け鴉
七月二四日(日)晴 風鈴のガラス細工に江戸の粋
七月二五日(月)曇/晴 風鈴のちりんと風のあるを知る
七月二六日(火)曇/晴 若楓ひかり埋めて枝を伸ばす
七月二七日(水)曇 水濁りスイと水脈ひく白目高
七月二八日(木)晴 鳴き出せばそちこちどこも朝の蝉
七月二九日(金)晴 朝晴れてひろがる空に夏の声
七月三十日(土)晴 ミニサイクル木蔭に入れば蝉時雨
七月三一日(日)晴 夕顔の白にポトリと雨落ちる

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