gooブログ「曇りのち晴れ」

曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0二0年十二月

十二月 一日(火)晴 空晴れてポプラを抜けて師走来る
十二月 二日(水)曇/雨 朝寒の肌の乾きに湯を沸かす
十二月 三日(木)曇/晴 感染症蔓延続き師走来る
十二月 四日(金)晴 陽に染まる葉牡丹伸びて海遠し
十二月 五日(土)曇/雨 風笛に山茶花音符となる垣根
十二月 六日(日)晴 空ひらけ道は新たに黄葉散る
十二月 七日(月)晴 大通り都会の森に冬ひかる
十二月 八日(火)晴 空晴れてキッチンの朝年歩む
十二月 九日(水)曇/晴 帰り道エコバックにも黄葉散る
十二月 十日(木)晴 落葉踏む錦織り成す山遠く
十二月一一日(金)晴 朝晴れて落葉一葉靴の上
十二月一二日(土)晴 追風とバスに乗り込む銀杏落葉
十二月一三日(日)晴 冬空へ無機質な町をハイウェー
十二月一四日(月)晴 一年を悔いなく生きて年歩む
十二月一五日(火)晴 極月の宇宙の闇を夜々越える
十二月一六日(水)晴 朝晴れてコロナ禍の北風スサぶ
十二月一七日(木)晴 冬うららプリズマ光る硝子瓶
十二月一八日(金)晴 空青くコロナ禍の朝落葉踏む
十二月一九日(土)晴 空っ風どこまで続くウイズコロナ
十二月二十日(日)曇 真っ新な雪の先からXmas
十二月二一日(月)晴 葉牡丹の色無き朝の陽に染まる
十二月二二日(火)晴 駅急ぐマスクの影に黄葉散る
十二月二三日(水)晴 ジングルベル駅前の人混みに消え
十二月二四日(木)曇(聖夜) 燈火の祈りよ聖夜の宙までも
十二月二五日(金)晴(聖誕祭) 聖誕祭橇の跡かと雲を見る
十二月二六日(土)晴 数え日の休業覘くウイズコロナ
十二月二七日(日)曇 極月のポプラの狭間朝かげる
十二月二八日(月)晴 逆光を自転車で行く年用意
十二月二九日(火)晴 亡き義母の俤の町年送る
十二月三十日(水)晴 小雨降る極月つづくウイズコロナ
十二月三一日(木)晴(大晦日) 今朝晴れて地球はひとつ大晦日

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「句集全集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事