春を待ちかねて鹿児島・宮崎の旅に出かけました。初日は雨でしたが、川内川の上流にある曾木の滝は水量も増えて豪快でした。
1.曾木の滝公園
曾木の滝は公園として整備されて、駐車場からほぼ平坦な道を利用して苦労無しで見学できます。
2.東洋のナイアガラ
滝は高さ12m、幅は120mあり「東洋のナイアガラ」と言われています。
3.景観が大切
1962年に滝のすぐ上流に曾木大橋が架けられましたが、「日本の滝100選」選定時に「上流の橋で景観が台無し」という理由で落選しました。
2011年に橋は下流に移設されましたが、現在鹿児島県内の「日本の滝100選」には選出されていません。
4.実力は「日本の滝100選」級
一般の滝の優劣は落差や水量で判断され、滝壺まで急な道を上り下りや展望台から眺めるだけですが、曾木の滝は滝の流れの真ん中まで行ってみることができます。
5.豊臣秀吉も訪れた
豊臣秀吉の島津攻め勝利の帰路、この雄大な景観を楽しんだと言われています。
6.う回路を作る
2006年に川内川流域に甚大な水害が発生しました。
川幅が狭くなっている曾木の滝の上流から下流へ迂回する水路が造られ、曾木の滝は景観の変化を最小にして保全されています。
雨で残念な風景でしたが、前回よりも水量が多く雄大でした。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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