1月16日、一日だけのお天気なので独りで裏彦山行ってきたぴょん。お天気もさることながら、とってもいいコースだった。ひさしぶりに冒険した(^^*)
豊前坊~薬師峠~ケルンの滝~籠水峠~南岳~中岳~北岳~豊前坊 約5時間 3月にある長崎山岳会の例会の下見でした。
長崎6:30発、9:20高住神社に駐車、裏英彦山登山口9:35発



次から次に展開される景色に癒される。



ケルンの谷10:28着。垂水の壺(岩窟で大きな氷柱が作られ感動)10:35






雪道に陽射しがさす。裏英彦山は迷いやすいと言われるが、赤い印を間違わなければ意外とスムーズに進める。でも雪で踏み跡が途切れたところが2,3か所。この大きな石群は好きなところを好きなように越えていった。



ザイルを使って下降するのも楽しい。谷をいくつか越える。ここを上がると籠水峠。



籠水峠11:15着。籠水峠から一旦、鬼杉方向に急坂を下り、この岩峰「鹿の角」の中腹を巻くようにトラバースすると、(鹿の角の断崖絶壁の1071mピーク南面岩壁上を越えていくコースもあるそうだ。ぜひ挑戦したい)南岳登山道合流する(11:47)。



「あんなところに人がいる」と休憩していた学生さん達の声が・・・そう、南岳登山道合流の標識の手前に、「難コース」とロープが張られていたのでした。続けて南岳を目指し急坂な石段を進む。一昨年前の英彦山例会で南岳を下ったときに見た材木岩が現れた。



急坂を登り終えた<南岳の肩>。ここで一息。好展望の岩。大好きな岩、鎖場が出てきた。山頂ももうすぐだ。



英彦山南岳(1199.6m)12:38着。



休憩せず、次を目指す。ここからまた足元は雪。滑らないよう慎重に、英彦山上宮着12:49。




英彦山中岳(1185m) ここで昼食。カップル、ご夫婦、仲間などなど、中岳の山頂は広く、避難小屋、トイレ、ベンチが完備されているので、皆さん、ちょうど食事をされていた。小さな子供もきたのでしょうか。雪だるまの名残。13:10発。



次は北岳。ちょっと風景が違う。奇岩もあるけど、「シオジ林」きれいなブナの林や、クマザサ景色。一本杉の凛とした歴史感じさせるたたずまい。



英彦山北岳(1,192m)13:20着。13:50発



あとは豊前坊を目指し下るだけ。このくだりが曲者だった。急な下りなうえ石の階段なので滑る滑る。



アイゼンをつけても石段なので意味がない。外して、一段一段慎重にくだる。丸太のはしご、溶岩の壁。もう少しだ。



望雲台はパス。登ってきてた人が寄ったそうだけど岩壁が凍っていてとてもじゃないけど行けなかったとのこと。高住神社に下山14:50。



下山後、神社参りで散策しました。豊前坊では2015.12.21普賢岳を訪れた田中陽希さんがきたと、写真が飾られてて、私も御加護をいただこうと高住神社の登山御守を購入しました。



別所駐車場に車を移動し、英彦山神社へお参りに。駐車場から結構歩く。英彦山上宮、下からすごーく長い階段(スロープカーも設けられています)を上る。やっと御朱印をもらいに社務所を訪れると、「長崎からきたとね」裏英彦山、南岳~中岳~北岳を回ってきました。「山登りのスペシャリストたい。はりきってかくけんね」と言って渡された御朱印帳、めちゃ達筆でした。



夕陽が見えたので花見が岩公園に階段を上がってみた。絶景。すごい岩壁。



充実した一日だった。

