山マダムの珍道中

素敵な山に出会えたら、綴っていきたい。

例会~沢登り 井原山の洗谷

2016-09-05 03:06:54 | Weblog

8/7北アルプスから帰ってきて8月7日、年に一度の長崎山岳会 沢登り 井原山洗谷を遡及 岩飛び禁止条例が発令、ロープワーク、まだまだ岩登りの未熟さが露出。久しぶりに慎重に真剣に取り組む。


    



二年越しの針ノ木

2016-09-04 16:30:29 | Weblog

次の行程で山岳会有志+ゲストの6人で北アルプスに行ってきました。
1日目信濃大町→扇沢→針ノ木小屋→針ノ木岳(ピストン)2日目蓮華岳→北葛岳→船窪小屋 3日目船窪乗越→渡10回→南沢出合→平ノ渡場→平ノ小屋 4日目刈安峠→五色ヶ原山荘 5日目ザラ峠→獅子岳→鬼岳→浄土山→室堂


8/31現地(信濃大町)に集合。Fリーダーがすべての宿を手配。私の17:30到着を待って、夕食のため町を散策。何店舗か歩いた上で長老が選んだメニューはハンバーグ、それが見事的中でちょっと贅沢な晩餐会。


    

扇沢から入り針ノ木岳小屋へ。


        

日本三大雪渓の一つ針ノ木雪渓は今年はどこも雪が少なく、登山道を歩き、雪渓の上は横断しただけ・・・。 


         

針ノ木小屋へ到着


    

有志だけ針ノ木岳へGO。


    

お昼3時ごろから雨が降り出し、びしょぬれになった登山客が次々と到着。夕食を食べ、お天気を見守る。夜中降り続いた雨は翌朝には上がる。早朝6:00出発。


    


針ノ木峠を後にし、背景には壮大なアルプスの山々。槍ヶ岳が見える。


    



蓮華岳は雄大な山。標高2,799 m。コマクサが迎えてくれる。蓮華の大下りで稀に見られる白いコマクサを見つけて「はっぴい」。


    


ガレの大下りを終えると次は岩場のクサリ、梯子の連続で少し緊張です。


    


北葛岳(2551m)~七倉岳(2509m)。


    


やっと船窪小屋が。鐘を鳴らしてお出迎えしてくれる。ここも着くなり雨が降り出し夜中まで。ここはランプの小屋と言って電気は使いません。「おかあさん」、「おとうさん」、若い女性二人のスタッフがとても暖かく対応してくださいます。
お茶会での「おとうさん」のお話が高校時代の山岳会の凄まじいチャレンジで「すごい」としか言えない想像できない世界でした。明日は渡渉10回をしなければならない。川の増水が気になる。朝になるとまた雨はやみ、出発。鐘をならしていつまでも手を振って見送ってくれる。


      

 メインイベント渡渉も無事に終え。


    

平の渡場から黒部湖南端を渡る。


      

平の小屋に到着。濡れた靴の中に新聞紙をつめ乾かす。濡れた新聞紙を出して乾かし、また詰める。経験から得た知識を学ぶ。夕食、朝食もおいしい。


          


さぁ出発。刈安峠。やけにゴーゴーという音がするなと思ったら、救助でもなく、救援物資輸送でもなく・・・久しぶりに晴れたので自衛隊のヘリコプターが訓練していました。


      

五色ヶ原山荘へ着きました。ここはお花畑が広がりチングルマの群生地なのですが、今年は一か月早かったそうでおじいさんチングルマになっていましたが、まだわずかながら雪渓が残っているところには若いチングルマも健在でした。満天の星空も望めました。天の川もくっきり見えて星の観測勉強にもなりました。


   

他のメンバーと別れ一足先に五色ヶ原をまだかわいらしい姿を見せてくれるお花たちの写真をとりながら、日の出にも出逢い、写真を撮りながら遊びすぎてザラ峠に一時間かかってしまった。


  

30分で登りあがり、獅子岳→鬼岳→浄土山と進む。 




鬼岳手前で朝食をお弁当にしてもらって絶景の中で食事休憩。最後の北アルプスの風景を焼き付けながらもう一息。



浄土山にもう一山かと思いきや、思いのほかすぐについた。みんなが行く一の越山荘が見える。立山三山も見える。手の届きそうな位置だが、室堂方面へくだる。槍が岳とサヨナラすると次は剣岳に会えた。なんというロケーション。


      


室堂でバスの発車待ち。ここからバスを乗り継ぎ長崎まで帰ります。他のメンバー5人は立山三山を越え内蔵助でもう一泊。なんと鹿島槍から登る日の出を拝めたらしい。


       


今回お目にかかったお花たち