北線の風

廃貨車探訪 ワム60000形2両とワム80000形2両

ワム60000形(番号不明①)

ワム60000形(番号不明車②)

埼玉県のとある町内で倉庫として使用されているもの。
この場所はGoogleマップで銀色に塗られたワムハチが2両いると知り訪れたのですが訪れてびっくり。なんとワム60000形が2両も居るではありませんか!!
予想外の発見に驚きつつ、敷地外からどうにか番号が読み取れないかと確認していると所有会社の方が。少しお話を伺ったところ「この黒いやつは先月(ここを訪問したのが6月なので5月)遠くの場所から運んできた」との事。ワム60000形は運用も製造もとっくに終了しているので「増える=どこかのが撤去された」という事になりますね。
よく見ると1枚目のワム60000の扉に支社表記の板があるので望遠レンズで拡大したところ「長」という字が読み取れました。恐らく国鉄長野鉄道管理局内で配給車代用として使用されていたものと思われます。この事からこの2両の出処は長野県なのでは??と思い調べていたところ東御市牧家という場所にあったワム60000形2両が6月1日に撤去されており一緒に建っていた電気屋(?)さんの建物が解体中だったという情報を発見。ストリートビューで見える範囲のみですが錆の形状が2枚目の車両と一致するため東御市から移設されたものと見て良さそうですね。
訪問時にこの2両は塗装変更作業中で現在は2両ともクリーム色に塗られています。


前述の通りこの場所にはワム80000形も2両おりそちらも紹介します。
Googleマップで見たときは銀色でしたが塗装直しが行われており現在はクリーム色になっています。この場所にいるワムハチは2両とも走行安定対策車の280000番台です。
向かって左側のワムハチ。少々厚塗りでしたがワム285746と読み取れました。

向かって右側のワムハチ。こちらもワム285496と読み取れました。
この写真のみ別日に撮影。

現在では4両全車が黄色味の強いクリーム色に白屋根で統一され今日も第二の車生を歩んでいます。
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