北線の風

八高線(ぐんま車両センター)のキハ110系


こんばんは。

今日は気分で八高線(ぐんま車両センター)に在籍するキハ110系の現状について纏めてみようかなと思います。
ぐんま車両センターには両運転台車のキハ110形がキハ110-207〜210・218〜222の9両と、片運転台車のキハ111/112形がキハ111/112-204〜209の6本12両の合計21両が在籍。
キハ110形はコロナ禍での減車が相次ぎ、2019年時点で7運用あったが現在は5運用まで減少。キハ111/112形は2019年時点で6運用あったが減車や一部の運用をキハ110形に持ち替えた為、こちらも現在は5運用。


キハ110形は9両在籍5運用、キハ111/112形は6本在籍5運用なので余っている車両が6両いる事になる。八高線のキハ110系はキハ110形の予備車が2両いてキハ111/112形の運用の予備も兼ねており、19両が稼働しているという運用形態を長らく続けていたが、コロナ禍で減車が進み運用数に対して余裕のある状態になっている。

キハ110形のうちキハ110-220は2022年3月のダイヤ改正頃、キハ110-218は2022年の夏頃から休車扱いになっており久しく運用に入っていない。キハ110-220については電連も外されている事から部品取りになっているのでは…と推測。

またキハ111/112形もキハ111/112-206のペアが2023年3月のダイヤ改正頃より休車となって運用から外れている。ただしこちらは前述の2両とは違い、車両不足の際などに度々運用入りしている姿を見かけるので、休車をかけては解除を繰り返している模様。扱い的には予備車といったところだろうか。
休車で運用に入っていない車両が2両と、時々運用に入る車両が2両なので八高線のキハ110系の実質的な稼働数は17両(15両稼働 予備2)という事になる。

キハ110系列は老朽廃車の話や、後継車両の発表等もまだ出ていませんが、兄弟車でもあるキハ100系は既に地方私鉄への譲渡も決まっている車両が出てきており、今後の動向に注目といったところでしょうか。
現在ぐんま車両センターには郡山から貸し出されたキハ111/112-108も姿を見せている。
この編成は、GNSSと携帯電話回線を使用した新たな列車運行システムの試験車として八高線で試運転を行っており、車内には測定機器などが積み込まれ完全に試験車仕様となっている様子。
2022年の12月にやってきて、2023年の2月より八高線で試験走行中だ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「八高線」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事