
形式 国鉄ワラ1形。
車番 ワラ3566
製造 日本車輌
小海線のJR線最高地点(標高1375m)をちょっと過ぎたところにある有名な廃貨車2両。
今回はその内の1両です。
扉に窓が2つ増設され居住スペースか何かに使用されていたような痕跡がありますがこの貨車の正体についてはまた後ほど…。
以前からこの場所に貨車がある事は知っていたのですが水色系の塗装なのでこの界隈に足を踏み入れるまでワムハチだと思ってました(笑)


反対側は普通の貨車のままでした。そしてなぜか寝台特急富士のテールサインが。
そしてこちら側にはワラ3566と貨車の車番がしっかり残っていてくれました。
そして気になるこの貨車の正体……実はかつて清里に貨車(国鉄のワラ1形)を改造したバンガローがありそこで宿泊部屋として使用されていた個体との事。
貨車バンガローの写真はSNSで1枚だけしか見たことないので施設名などの詳細な情報は分かりませんがその写真から寝台特急のテールサインを貨車に貼り付けその名前を部屋番号代わりにしていた事、少なくとも8両のワラ1形がバンガローとして使用されていたことが伺えました。恐らく宿泊施設の閉鎖後に倉庫として転用されたものと思われます。
この地域にはまだこの車両と同じ運命を辿った貨車も多そうです。
もしこの貨車バンガローについて詳細な情報、または載っている文献などをご存知の方が居ましたらコメント欄等で情報をお待ちしております( ・∇・)