セクハラ 二次被害防止法

「セクハラ　二次被害とは？」



二次被害とは、会社の苦情窓口や周りの人たちに相談したことによってさらなる精神的苦痛や実質的な被害を被ることをいいます。

その結果、被害を訴え出たり、助けを求める気持をなくしてしまうことになります。

企業でもある程度、対策をされているところは、あるとは思いますが、この点についてきちんと対策を。表面的にそれらに対応していたかたといっても、逃れられません。

不法行為の責任は加害者本人と会社にかかってきます。


研修等を行っていても、実質的に対応出来ていない場合には、損害賠償の責任が発生しますよ。




「二次被害の防止のためには？」



こういった発言・対応は、ダメというものを挙げておきます。


「小さいことを気にしすぎるのではないか？」
「あなた自身にも原因があるのではないか？」　


こういった発言は当然　×　ですよ。

娘さんがおられる方、自分の娘さんを思い起こしてください。

同じこと言えますか？


性に関する意識や行動規範、経験は人によって異なります。ご自身には気にならないことでも、相談者はそれで傷ついたのです。それを認めてあげてください。


「不用意に関係者以外の人に話をする」


当然ですね。

セクハラの被害を相談することは、とても勇気のいることです。極めて個人的な領域に関わることですから、被害者はできれば人に知られたくないと思っているはずです。知る必要のない人には知らせないのが、相談者に対する思いやりです。


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