賃金未払い「３億３０００万円」を支払う

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【もみじ銀行でサービス残業　未払い賃金　３億３０００万円支払う】

もみじ銀行で昨年、行員約１９９０人に対して時間外労働の賃金約３億３０００万円が支払われていなかったことが１４日、明らかになったようです。

現在は、全額支払い済み（今年３月末までに）

同行によると、今年１月、広島労働局が同行を立ち入り調査し、残業での賃金が支払われていないことが判明。

昨年１０～１２月分について調査し、未払い分を支払うよう是正勧告をした。

全行員約２５００人のうち約１９９０人に対し、総額約３億２９９４万円に上る賃金の未払いがあることが分かったという。

同行は、再発防止に努めるとしている。

出所：河北新報ニュース



ポイントは、是正勧告

労働基準監督署が調査を行い、労働基準法の違反がある企業に対し、その改善を求めるために行うもの。

この調査・是正勧告を労働者側から要請するために効果があるのが、「労働基準法違反の申告」です。　

未払い賃金等に関しては、監督官が代理人として回収するものではありませんが、こういった事件のように是正勧告を行うことにより解決することもあります。



申告は概ね３つの類型に別れ　

①会社・労働基準監督署に対し名前を公表するもの

②会社に対しては匿名・労働基準監督署に対しては公表するもの

③両者に対して匿名（＝情報提供）


もっとも効果がある言われているのは、当然①です。

②については、会社に名前が公表できない事情がある方にお勧め
　（参考：会社に名前がバレ無い。労働基準監督署の活用法）　

③については情報提供の域を超えることは出来ず。効果は疑問符です。



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