はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

我が家のクマ伝説

2005年01月12日 | クマ
クマが我が家に来て、2~3ヶ月経ったころだったと思う。

娘が友達と会うために、自転車で家を出た。
少し走っていると、後ろから何かがついてくるのに気づいた。
アスファルトをカッカッと蹴る音が娘の後をついてくる。
気づいたらクマだった。

一人で家に残されて、あわてて娘の後を追ってきたらしい。
急いで家に連れ戻したけれど、さて?クマはどうやって、家から出たのだろう?
家は留守になるので全部戸締りしてあった。
どこからも抜け出るところはない。

そこで考えられる場所といえば、二階のベランダだった。
その日、二階のベランダへ出る窓だけが唯一開いていた。
仮にベランダへ出たとしても、その後どうやって、外に出たのか?
柵をくぐりぬけ、屋根に降り、その後物置の屋根に飛び降り、地面に飛んだのか?
一番考えられるのはその方法だけれど、それにしてもかなりの高さがある。
我が家のベランダは通常の家より高い位置にある。物置から地面までだって2メートル近くある。

この柵を抜けて


赤い屋根が物置

みんなでいろいろ考えたけれど、それ以外に考えられなかった。

当時のクマの身体は今の半分くらいの大きさだったけれど、本当にあの柵を抜けることができたのか?
あの高さを骨折もせずに本当に飛び降りることができたのか?

クマがどこかから家を出て、娘を追いかけてきたという事実だけが残っている。


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