はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

対レッズ戦は思いがけぬ展開

2013年08月29日 | ツブくん
昨日は、夕方から日産スタジアムへ行きました。
横浜・F・マリノス対浦和レッズ戦です。
主人が、大分前から「行こう、行こう」と言っていたので、付き合うことにしました。
試合開始は夜の7時30分でした。
娘たちも一緒に行けると思っていたのですが、まめは翌日から新学期が始まるらしいので、
「帰りが遅くなると翌朝が大変だから。」
ということで、私と主人の二人だけで行くことなりました。

ツブは、以前からサッカー観戦が大好きです。
まめは、連れて行っても、じっと見ていることはなく、早く帰りたいくらいなのですが、ツブはいつも最初から最後までじーっと見ています。
ツブの幼稚園はまだ始まらないので、帰りが遅くなっても、翌朝、早起きしなければならないということもありません。
「ツブが一緒に行くというなら、連れて行くよ。」
と娘に言うと、
「ツブに聞いてみる!」
ということでした。

主人は、仕事だったので、主人が帰ってくるのを待っていると、ツブがマリノスのユニフォーム姿に応援の旗を持ってやってきました。
その姿で、一緒にサッカーへ行くつもりなのがすぐにわかりました。
娘はツブを我が家に送ると、そのまま、まめたろうのサッカースクールへ行ってしまったようです。

私はツブと二人で主人の帰りを待ちました。
ツブは、
「ねぇ、まだ日産スタジアムへ行かないの?」
と何度も言います。
「ジジが帰って来ないと行けないのよ。もうすぐ帰ってくるから待っててね。」
とその度に私は言いました。
その後、3匹の散歩にツブと一緒に行きました。
その時も、ツブは、旗を持って、マリノスの応援歌を歌っていました。
そして、
「早く日産スタジアムへ行きたい。」
と言います。
ほんとにツブはサッカー観戦が好きなんだなと思いました。

散歩を終えて、少しすると主人が仕事から帰ってきました。
ツブが一緒に行くことは主人には伝えていなかったのですが、ツブのユニフォーム姿を見て、
「おっ、一緒に行くのか!」
と、うれしそうでした。

その後、すぐに家を出たのですが、ツブは
「ねぇ、もう試合、始まっちゃっているんじゃないの?」
と心配げに言います。
「大丈夫よ。まだまだ時間はあるから。」
などと会話をしていたのですが、その後ツブは、眠ってしまいました。
それから、ずっとスタジアムに着く直前まで眠っていました。
ツブを起こして、車から降りると、ツブはまた
「ねぇ、試合、始まっちゃったんじゃないの?」
と、また心配そうに言います。
「大丈夫よ、まだ始まっていないから。」
と再び私は言いました。

昨日は水曜日、平日の試合でした。
夏休み中とはいえ、観客の入りは少ないだろうと思いました。
ところが、普段の土日の試合より人は多かったように思います。
レッズのサポーター席もいっぱいでした。



さすがレッズです。
観客の動員がすごい!
普通、相手チームだと同じ神奈川のチームでもここまで相手チームの席は埋まらないんです。
それが、反対側のレッズの席は、赤いユニフォームで埋め尽くされていました。
聞けば、観客動員数は3万人を超えたとか。
普段の試合は、観客動員は、2万2~5千人が普通です。
それが、平日に3万人を超えたというのは、すごいと思いました。

そろそろ試合が始まるという頃、ツブの様子を写真に撮ろうと携帯のカメラを構えたところ、なんとなくツブの顔つきが変です。



あれ?と思った瞬間、ツブは
「ママ・・・ママは?ママ・・・」
と言って、大粒の涙を落としました。
私は焦りました。
「えっ?どうしたの?どうして急に・・・」
絶句でした。
だって、サッカーは、何度も観に来ているし、さっきまで、あれほど試合が始まるのを楽しみにしていたのに、どうして急に泣き出す?

何度も「ママ、ママ」と言うので、とりあえず、娘に電話してみることにしました。
娘の声を聞けば、少しは安心するかと思いました。
観客席を離れて静かな場所へ行き、娘に電話しました。
「突然、ママと言い出しちゃったのよ。まだ試合は始まったばかりだし、せっかくここまで来て帰るというわけにも行かないし、ちょっとママの声を聞けば、気持ちが変わるかなと思うから、話してよ。」
と言い、ツブに携帯を持たせました。
娘が何を話しているのかはわかりませんが、ツブは娘の声を聞きながら、泣きじゃくり始めました。
それまでは、涙をぽろぽろ出していただけだったのですが、娘の声を聞いたら、余計に悲しくなってしまったようです。
ツブは、なかなか泣き止みません。
娘は、
「ちょっと気分を変えれば、大丈夫よ。」
と言います。

ずっとそんなことをしていても、仕方ないので、ツブを抱いて観客席へ戻りました。
私はツブが気になって、試合どころではなくなりました。
いつもツブが家で歌っている応援歌を一緒に歌おうとしても、全く反応はなく、ただボーっとしているだけでした。
ツブは、
「サポーターの応援が怖い」
というので、遠くの席に変わることにしました。
すると、ツブの表情は少し和みました。



いつも娘と一緒に来る時は、もっとサポーターの近くに座るのに・・・。


試合の結果は3-0で快勝。
気分良く終われたのですが、点が入ってもいつものように思いっきり喜べませんでした。

あんなに試合を楽しみにしていたツブが、試合が始まった途端、急にママと言って泣き出すなんて、予想もしていませんでした。
ツブのことも予想外でしたが、試合も予想外の快勝。
レッズとは相性が良いとはいえ、前回の鹿島戦でのマリノスを見ていたら、また負けるのではないかと思いつつスタジアムへ行ったので、あの試合内容も予想外でした。
危なげなく、安心して観ていられた試合でした。
マリノスも良かったけれど、レッズも不調だったのかなぁ。

ツブも最近はママがいなくても、お兄ちゃんと一緒に我が家に泊まれたり、私たちと一緒に出かけたりしていたので、大丈夫と思っていましたが、本当に思いがけない展開になってしまいました。
子供って、わからないなぁ。


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