言われちゃったね

まめが夜のサッカーの時は、ツブとミニが私の家に来て、夕飯を食べてお風呂に入って帰ります。
その時に宿題もします。
ミニは宿題が終わると、私に点検してくれるように見せるので、間違っているところを指摘して訂正するということもあります。
ところが、ツブは、宿題をした後も特に誰に見せるでもなく、さっさと終えてしまうので、算数の計算など合っているかどうかわからないのですが、それは、おばあちゃんの気楽さで、できていようがいまいが私はノータッチです。

ところが、先日、ツブが書いた作文がテーブルの上にありました。
表では足りなかったらしく、文章が裏にまたがっていて、そこには
「早く明日になりたいです。」
と書かれていました。
翌日、何か楽しみなことがあるんだろうと思いましたが、文章がおかしいのを見つけてしまいました。
放って置こうかなと思いましたが、一応言ってみることにしました。
「ツブ、これ文章が変だよ。日本語が変。」
と言い
「『早く明日になりたい』って、おかしいでしょう」と言いました。
そして、「たとえば・・・」と、正しい文を言おうと思ったのですが、その途端、そばで聞いていたミニが
「『早く明日になってほしい』じゃないの？」
と言いました。
「あはは・・・言われちゃったね。」と私は思わずそう言って笑ってしまいました。

ツブは、ぶすっとして、その部分を書き直していました。
小学４年生と１年生なんですけど、どっちが上だかわからない。