
世間がコロナとオリンピックで大変な中、父の七回忌で、半年ぶりに奈良の実家に帰った。
コロナがなければGWにやる予定だったのに、延期、延期でここまで来た。母はどんな事情があっても父の命日までにやるという強い意志で強行。第5波が懸念される最中、母と叔母と私の3名プラス和尚様で執り行われました。多い時には親戚が20人も集まった我が家の法事も、父の3人いた兄が亡くなって、一番賑やかな人達が来れなくなり、母の妹弟と父の妹が残るだけ、その人達も、あと、私の妹も、コロナということで、出席遠慮願った。出席者は、実家住まいの母、ワクチン接種完了の近所に住んでいる母の妹の叔母さん、そしてまだワクチン接種一回だが、跡取り息子特別枠の私という3人。
無観客オリンピックみたいな法事となりました。
そして、式次第も理解せず、こういうプロトコルだけしかない行事が苦手な私。
和尚様に焼香の台を返す位置とか、寸志の渡し方のタイミングとか、実に分かっておらず、母に肩突かれ、目で叱られ、やあ大変でした。無観客試合で良かった。
試合後に母と叔母で和尚様の読経の時間が長いの短いのという話題で盛り上がっておりましたが、そういう方面の教養なく、場違い感溢れておりました。
その後、猛暑の中を墓参り。「私たちがウチを買うまで その9」で書くつもりだった墓問題を改めて意識する羽目に。ここで書くかと一瞬思いましたが、我が家の墓問題、背景が色々あって一筋縄では行きません。その9に乞うご期待。
墓掃除は地域のシルバーさんにお願いしてあり、綺麗な状態で参らせて貰いました。ありがとうございます。
線香の火を着けるのも苦手な私。線香専用ライターを実家に預けてあるのですが、母には不評で、今回は家に忘れられてしまいました。家を出る前に留守番の叔母さんが、「ライター、ライター」と声をかけてくれたのですが、「私は使わへん。」とわざと家に置いて来たのに、黙って線香の入った袋を私に渡します。マッチを6本無駄に擦った挙げ句ギブアップ。
父が亡くなった後、月命日に毎月来ていた時は、ずっとライターを使っていたので、今度から実家じゃなく我が家にライター置いておいて、墓参りに持参しようと強く思った次第。それにしても頑固に昔ながらのやり方でやるうちの母の気質。知ってはいましたが、長く離れていて、すっかり忘れていました。
暑さでヘロヘロになりながら、墓参りの帰りのタクシーの中で、実家近所の八百屋さんの父さんが亡くなった話を聞きました。免許更新に新ノ口の免許センターに向かったはずが全然違う大阪の何処かの交差点で電柱に激突して亡くなられたそうです。
認知症だったのではと近所で噂しているらしいですが、その、車がないと暮らせない社会と、認知症であろうとその人に頼って車を運転させ続ける状況に暗い気持ちになりました。
今は叔父さん叔母さんの車にフリーライド続ける母ですが、父が同じ状況で認知症になっていたら、きっと同じことをさせたでしょう。自分がペーパードライバーなだけに、もし事故を起こしてたらと想像していたたまれない気持ちになりました。
うちの父も亡くなる少し前に、癌でボロボロの身体のまま、免許更新に行ったそうで、母からその話を聞いた時に「なんでそんな無茶を!」と怒ったのですが、「本人が行くと言ったから」との答え。
私にはわかりません。そこまでして維持する車社会。
と思わず熱く語ってしまいましたが、墓参りから帰ってきて、母手製のちらし寿司、ご馳走になりました。
叔母も一緒に昔話が花開きました。
白浜に家族で海水浴に行った話。夏と言うと、ラジオ体操、墓参り、海水浴ですよね?
私は、海水で身体がベタベタするのも、身体に砂が付くのも、海の家の暗くて不潔そうなシャワーも苦手でした。白浜のホテルはプールが付いていて、海に行かず、ずっとホテルのプールで泳ぐと我儘言ったことを思い出しました。
ちょっと追記。最近愛娘が保育園の泥んこ遊びが嫌いと家で訴えます。泥んこで手がベタベタするのが嫌だそうです。さすが、この父の娘と思いました。ママは厳しく言い聞かせていましたが、甘々の父は、嫌ならやらなくていいよと言いに行きそうになりました。以上
では今日の曲のコーナーです。
今日はこれから睡眠時無呼吸症候群の診察です。ああ、大変。皆様も楽しい週末を。
コロナ禍のお墓参りや法事
大変ですよね💦
うちも延期延期で、祖父母よ
ごめんねと思いつつ。
昨年は大阪から滋賀のお墓参りも
車の大阪ナンバーに気を遣いながら
済ませました。
感染者が多いと、肩身が狭いです(*´Д`*)
免許更新に行って事故死とは…痛ましい話です。
本当に『車ありき』の社会はどうしたモノか?と思います。
流通の利便性など、車社会の恩恵を受けてはいますが人によっては『便利な乗り物』では無く、『不可欠なモノ』ですからね。
多くの犠牲の上に成り立っているのだから、アメリカの銃社会の事は言えませんね。
自分も、奈良に住んでて、車がなければ、手足をもがれたように、どこにも出かけられなくなると思います。
徒歩3分のイオンにさえ、車で行ってしまうので。
今、大学生の息子は、高齢者の事故を報道で見るたびに、何歳と決めて、車を手放すように行ってきます。
(まだ50歳にもなってないのに。。。)
曰く、車のない生活に、歩けるうちから歩いて、車のない生活に慣れとかないと、弱ってからでは、絶対無理と。
今でも、歩いたり、重いもの持つの苦手なので、早目に駅近のシェアハウスとかに入居するしかないか~と思ったりしますが、奈良にはシェアハウス自体がまだ少なく、大阪のシェアハウスでは、町自体が賑やかで、今さらそんな都会に住めないわ~と、頭を悩ませてます。
(まだ50なってないです。😅)
環境が変わると、認知症が一気に進むのも気になるところで、子供の頃から慣れた環境なればこそ、認知症でも生活できるという側面もあり、
ワタシのように、根なし草のように、転居しまくりの人は、自宅に帰れなくなるのも早いかもしれません😓。
車があっても、確かに県外ナンバーだと、視線が怖いですね。私は法事、墓参りは不要不急ではないと思っていますが、人によってはそうでもないこともありますものね。
また、時々コメントくださいね。
自動運転の技術がだんだん実用化されており、それが解決策になるのかもしれませんが、こんなに日々事故を起こしている機械に頼らざるを得ないのは、本当にどうかと思いますね。
私は西九条の商業エリアに住んでいるので、ほんま、うるさいですよ。コロナで居酒屋が早く閉まっているのに、なんで他人ンチの前で深夜までダベってんのや、思うこともありますが、いつも人の気配がしているほうが落ち着きます。