よんたまな日々

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暴太郎戦隊ドンブラザーズ、鎌倉殿の13人、スパイファミリー

2022年06月09日 | ネット生活

今週の暴太郎戦隊ドンブラザーズは、「みがわりジロウ」というお話。
そういや、身代わり地蔵って民話があったような。

先週衝撃的な退場をした桃井太郎。お供達は、喫茶どんぶらに集まり、マスターに桃井太郎の復活を掛け合います。いつもなら喜んでポイント利用を勧めるマスターですが、何故か今回は「さて、何が起きるか‥」と首を捻り、ポイント利用を躊躇います。亜空間監獄の桃井陣を訪問し、こちらにも、桃井太郎の復活を掛け合いますが、こちらも「消えた桃井太郎は戻らない。」とにべもありません。
「私達はどうやって怪人達と戦えば?」と詰め寄る鬼頭はるかに、
「モモタロウレッドの不在を心配しているなら問題ない。代わりは自動的に補充される。」と謎の言葉を残し、面会を打ち切ります。

お供たちの期待に応えるように、桃谷ジロウは、心の奥の声に突き動かされ、田舎を出発し、お供たちのいる都会に出てきます。ジロウはタロウと違い、多くの友達がいて、比較的まともな社会生活を送っていた様子ですが、自分は世界を救うヒーローだという思いが強く、友人達は微妙な距離を取っている様子。

モモタロウレッドの不在が不安なお供たちに容赦なく今週も怪人登場。タイムアップ寸前まで追い込まれた将棋の棋士が、「カウントダウン」怪人高速鬼となって周囲の人たちを将棋の駒に変えて行きます。

早速呼び出されて、サルブルー、キジピンク、オニイエロー、イヌブラックの4人で戦いますが、リーダー不在だとチーム戦術が取れず、バラバラで大変な苦戦。隙だらけのオニイエローをほぼ討ち取ったソノニですが、トドメの一撃をソノイが庇い、何とか命を繋ぎます。ソノイの裏切りに敵味方共に混乱しますが、そこに介入したのが、桃谷ジロウ。
「お供たち、俺が守ってやる」と参戦しますが、変身も出来ず、大言壮語の割に、怪人と脳人たちに石を投げ付けるだけの幼稚な攻撃に、呆れ返る脳人たち。
チャンスと見たサルブルーが
「とにかく逃げよう」と全員を連れて戦線離脱。
通常世界に戻って来ます。

訳の分からない桃谷ジロウにお供たちが難詰。
「私達をお供たちと呼んでいいのは、桃井太郎だけよ!」
「何だ!君は!ただのヒーローマニアか?」
実質戦力にならない桃谷ジロウに、これ以上戦闘の邪魔をしないように申し渡して、お供たちは帰って行きます。

一方で、ソノニ、ソノザも裏切ったソノイを責めます。ソノイはモモタロウを卑劣な策略で倒したことを激しく後悔しており、自分が許せないと感じていることを皆の前で告白します。ソノニは、ほぼ仕留めていたオニイエローを逃したことを怒っており、ソノイにドンブラザーズと戦う気はあるのか詰め寄ります。ソノニの前で、「次は確実に殺す」と約束するソノイ。

そこに再び高速鬼が暴れ始める。お供たちも脳人たちも参戦。オニイエローに狙いを定めて攻撃するソノイに防戦一方となるが、そこにモモタロウレッドが現れる。
マスターがポイントを使ってくれたと喜ぶお供たち。圧倒的な強さを見せるモモタロウレッドに、「これがヒーローか」と驚く桃谷ジロウ。脳人たちを退け、高速鬼もあっさり倒し、ターボレンジャーギアをゲット。

気持ちよい勝利に、桃井太郎と喜びを分かち合おうとしたお供たちの目の前で、桃井太郎は消滅。再び混乱するお供たちを残し、番組は終了。次回予告は「おかえりタロウ」。

桃谷ジロウは単なる狂言回しだったのかと、ドンブラザーズ解説動画を見ると、次回に向けて沢山の新キャラグッズが公式ページに発表されている模様。桃井太郎と桃谷ジロウで、合体でもするのか、それとも真桃谷ジロウが覚醒するのか。
次回が楽しみです。


それでは一曲。宇多田ヒカル「stay gold」を大橋トリオのカバーで。


雨の月曜日、出勤途上で聴いていたら、ダウナーな感じがとてもフィットしたので。

さて、肩透かしと言えば、鎌倉殿の13人。
前々回で義経が、前回で八重さんが亡くなり、今回も大物死亡説が流れる中での視聴。
全ての敵を平定して、日本を統一した源頼朝は、唯一の目の上のたんこぶ、後白河法皇に面会し、征夷大将軍の称号の入手と、皇族に自分の娘大姫を娶せようと、図ります。が、流石に「日本一の大天狗」。おいそれと首を縦に振りません。
苦々しい思いを抱いて帰る頼朝でしたが、その直後、後白河病没の知らせが。

後白河は死の瀬戸際、自分が再建した奈良の大仏に救われる夢を見ます。あれだけ、平家、源氏、義仲、義経、頼朝を手玉に取った大天狗が、こんな大往生とは、少し腹が立つ。

そして、菅田将暉、新垣結衣に続いて、西田敏行も退場。三連続の大物退場となりました。前二者が衝撃の退場だったのに、後白河は、「ほんま、お疲れ様。もう帰ってこんといて。」感のある退場でした。

そして、前回予告に善児が出ていたので、どんな悲惨な退場するのやらと思っていたのに、肩透かし感のある退場でした。

その後、曽我兄弟登場。工藤祐経の仇討ちを時政に相談し、20名ほどの兵を借りますが、これで祐経だけでなく、頼朝を討とうと考えます。これを佐藤二郎演じる比企能員に打ち明けます。自分の立場を功利的に計算した比企は、この件、頼朝に知らせず、握り潰します。
そしてその会談を陰で聞き、ニヤリと笑う善児。
どういう陰謀が渦巻いているのかは、次回のお楽しみ。
善児も顔見せだけ、次回もまた誰かが死にそうですが、今回は肩透かしだけで終わっちゃいました。

義経記、曽我物語、太平記は、中学生の頃、まとめて読みましたが、もはや記憶の彼方であります。曽我物語が頼朝の時代の話だということすら、忘れていました。

Bob Marley で「No Woman No Cry」。


私のウォークマンに、この歌の咽び泣くギターソロが入っており、これも雨の月曜日に相応しかったので、よく似た感じのものを探して紹介してみました。

最後にスパイファミリーも、肩透かしネタで。
先週はユーリの登場回で、酔ったユーリが、姉のヨルと、義兄となったロイドの偽装夫婦に、愛の証を示せと迫るところで終わりました。今週は、その続き。
ヨルにキスをして見せないと納得してもらえないと思ったロイドは、今更ながら、ヨルの唇を奪おうとします。動揺したヨルは、酒の力を借りて、動揺する気持ちを鎮めようとしますが、ユーリ同様酒癖の悪いヨルは、酔ってフラフラになり、既に悪酔いしているユーリと、酔拳状態。何故かパンチを繰り出すヨルを、同じく何故か悉く受けに行き、ロイドの家の美術品に激突しては、血を吹き出します。

ユーリの身を案じるヨルと、流石にお開きにしましょうと提案する優しいロイドに見送られて、結局、何も得られず、満身創痍で、フォージャー家を後にするユーリであった。

ユーリは、ロイドの演じた非の打ち所がない優しい夫の演技に騙されて、翌朝の出勤後もまだ、「あんな奴が俺の完璧な姉さんに相応しいはずがない」と、「姉さんを幸せにする為にあれ以上のいい男がいるのか」との間を振り子のように揺れ動いてます。
アーニャは、昨夜の騒ぎで、父と母の関係性が少し変わったのに気がつき、学校に行く前に、「父と母、仲良し」と言います。

ロイドは、ヨルが弟と組んで、スパイの自分を陥れる可能性に気付き、同僚と組んで秘密警察に化け、ヨルに圧力を掛けて、「弟が秘密警察」「夫がスパイ」のどちらかを口実に秘密警察への連行を免れようとしないか試します。結果は両方ともに白。改めてヨル自身の愛情が確認できて満足します。偽装夫婦なのになー。

ということで、この家族ごっこは、平和なまま、次週に持ち越しです。

暴太郎戦隊ドンブラザーズも、鎌倉殿の13人も、スパイファミリーも、揃って、前回の受けから始まり、肩透かしされて、次回へ続く展開でした。でも三作品ともに楽しかった!

最後の曲は北口和沙さんのカバーで佐藤宗幸「青葉城恋歌」。


爽やかな季節。近所の小学校では体育祭でした。練習での熱中症報道も増えてきています。外で苦しくなる前に、人混みから離れて、マスクを外して深呼吸しましょう。水筒やペットボトルの冷たい飲み物も忘れずに。
皆さん、元気で今週も乗り切りましょうね。

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