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電力削減 27%

2011-04-21 08:00:10 | other
こまめに電気を切ったり、
エアコンを使わなかったり、
点灯させる白熱電球を減らしたり、LED電球に変えたり、
したところ、1年前の同じ月に比べ
27%の電力を削減しました。

気候が全く同じではないので、一概には言えないですが
とりあえず、節電にはお役に立てたみたいです。


昨年267kWh
今年194kWh
※33日間

1日平均約2kWh削減したことになります。

私の試算で、白熱電球の削減効果が1日平均約400Wh。
残り1600Whがエアコンや普段の心がけによるもの。
ただ昨年の3月にバンバンとエアコンを使った記憶がなく、
心がけだけでかなり削減できたのか、
それとも何か間違えているのか。

今後もう少し分析してみたいと思います。

暗い話ばかりではなんなので、明るい話題を

2011-03-26 00:20:08 | other

明るい話題としては、我が家の電気/ライトの話。

昨年からLED電球が普及して以降、
ずーっと導入タイミングを悩んでいたが、
今回の電力需要不足を機にLED電球を導入した。

洗面台前のダウンライトがE17の50Wレフ形白熱電球から、
E17のLED電球に変えた。

洗面台は、嫁が比較的長く使っているので、
我が家の中ではよく使われる電球がある場所。
あとは台所だが、ここは電球型蛍光灯なので、まずはレフ形白熱電球だった、
洗面台前を変えてみた。

洗面台前には2つのダウンライトがあり、
これまで90Wぐらいだった消費電力が10.6Wと、88%ダウンさせた。

当初明るさを心配していたが、申し分ない明るさである。

あと、熱くない。

ただ、白熱電球に比べると、色温度が若干高い。
電球色といえども、これまでの白熱電球より青い感じ。
逆に自然光に近い感じになり、嫁としてはお化粧がしやすいかも、と申しておりました。

値段は高いけど、経済の活性化と省エネのために、LED電球はどうでしょう?


成果?

2011-03-26 00:15:18 | other

放射能のことをいろいろ書いてきたが、主張したことは改善されてきている模様。

・放射線量について
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/25/1303577_0325_2.pdf
当初は時間単位がなかったが、いつの間にか「/年」「/回」「/往復」など記載されるようになった。

 

・緊急時迅速放射能影響予測 “SPEEDI”
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf

これはブログを書いたその日に情報が公開されていた。

 

国民全体が放射線・放射能に詳しくなり、いろいろなところで政府・お役所も批判や苦情を受けた結果なんだろう。

 


放射能・放射性物質・放射線

2011-03-23 22:14:22 | other

土壌・水・食品いずれも放射性物質が検出された。

12日に福島原発で最初の爆発が起きて、そこから放射性物質が拡散。

15日~16日は北からの風が強く、首都圏から静岡県まで放射性物質が飛散。
・静岡県 浜岡原発のフィルターからヨウ素・セシウムを検出
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110317/CK2011031702000125.html
現状、北は岩手~南は静岡まで、ごく微量であるが放射能汚染されている状況。

この状況はしばらく続く。収束する気配なし。。。

水については、ペットボトルの水がなくなるのは必至。
なお乳幼児へのみミネラルウォーターの使用には注意が必要だとのこと。
ミネラル分が多く肝臓などに負担がかかるらしい。
従って、東海以西の知り合いから水道水をペットボトルなどに入れて送ってもらうのがベストかも。

ちなみに、この場合浄水器を通っていない水を送った方がいいと思う。
浄水器で塩素を取り除いてしまうと、その水は長期保存できなくなる。
輸送時間などを考えると、浄水器を通っていない水を送るべきなんだと思う。

 

ちなみに、政府がおかしいのは、文部科学省が今回のような原子力事故を想定して、
年間160億の予算を使っている。

・防災モニタリングロボット(無人ヘリ測定研究と合わせて、約2.6億)
→ 福島原発に送られたが、お役所・東電含め意思の疎通が悪く、いまだ活躍していない模様

・緊急時迅速放射能影響予測 “SPEEDI” (約7.9億)
http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/030101.html

原子力災害時において、大気中に放出された放射性物質の拡散状況及び予測線量等を計算するシステム
このSPEEDIがすごいのは、風向き・地形などを考慮して、24時間以内のデータであれば15分でが終わる。
→ 政府は「生データは誤解を招く」として非公表

海外では、すでにいくつか放射性物質の拡散シミュレーションが公開されているのに、
当該国である日本が非公開の状態。
・ノルウェー大気研究所のシミュレーション
http://transport.nilu.no/products/fukushima

日本政府は何を考えているんだか。


放射線について考えてみる

2011-03-16 12:18:14 | other

まずは、福島第一原発の非常に厳しい環境下での作業されている方々には敬意を表したい。
何とか大惨事にならないようにしてほしい。

 

さて、これを機に素人だが放射能/放射線について、いろいろと考えてみた。

<放射線量>
放射線は、宇宙・大地・食品などから受けている。
1年間の放射線量は1年間に浴びる世界平均は放射線量は2.4mSv/年となる。
(ブラジルの一部の地区では10mSvだが、健康被害が出ているとの報告はないとのこと)
これに対して、国際的な勧告の公衆制限値は1mSvとのこと。
日本の平均は0.99mSv/年だそうだ。
(国内でも差があり一番高いのは岐阜県1.19mSvで、一番引くのが神奈川県0.81mSv)

上記の年間放射線量を1時間あたりすると、以下の通り。
・世界平均:0.000274mSv/h=0.274μSv/h=274nSv/h=274nSv/時間
・日本平均:0.000114mSv/h=0.114μSv/h=114nSv/h=114nSv/時間

 

ここ2日間、川崎や横須賀のモニタリングポストの値で、
最大で200nSvを超えたが、見た目では平均して80nSv程度なので、
日本の平均から考えるとまだ許容範囲内であると思われる。
なお、この数値は屋外での話であって、屋内ではもう少し低いとは思われる。
ただ、原発事故以前は20nSv程度の推移であったので、少なからず影響を受けているのは確かであろう。

ちなみに、私は素人なので真偽は不確かだが、今日の毎日新聞のホームページに掲載された、
文部科学省の記事が裏付けになるのではないか、と考えている。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110316k0000e040048000c.html
「一般の人の年間被ばく限度の2233~2890倍に当たる1時間当たり255~330マイクロシーベルト」とある。
この数字を注目してほしい。
・255μSv÷2233=0.114nSv=114nSv
・330μSv÷2890=0.114nSv=114nSv
文部科学省は1時間当たり114nSvがある意味制限値と言っていると、解釈していいだろう。
ただし、この114μSvが1年間続くと1mSv/年になるわけで、これは変動するものなので、
一瞬超えたからと言って過剰に反応することは必要ないと思う。

 

ちなみにこのSv(シーベルト)数値の比較で、「東京-ニューヨーク間を飛行機で往復すると、
200μSvの放射線量になる。」という数値が引き合いに出される。
これと比較して、横須賀で記録した200nSv/hは大したことないと、
行政のページやマスコミが言っているが、単位時間が本当にあっているのか、疑問である。
そんなことはないと思うが、200μSvが総飛行時間の積算量だったとすると、単位時間が異なっている。
飛行機に乗っている時間をトータルで24時間とすると、1時間当たり約8μSv/h受けることになる。

先ほどもとある局が、大きなフリップで、年間の線量や、CT、飛行機の件など、1つの軸上に並べ、それを引き合いに出して、
「問題ない」と言っていたが、あのフリップをベースに「問題ない」とする疑問である。
専門家ではないので確かめようがないのだが、時間単位は揃えて議論すべきだ。

 

<健康への影響について>
放射線と健康への影響について、確定的なものは100mSv以上だそうだ。
これがマスコミがよく使う「直ちに健康被害」が出るパターンである。

なお低放射線量の健康への影響については、「しきい値なしの線形モデル」というものがある。
要するに、1mSv以下であれば何も起きないかというと、そういうわけではなく、
リスクは浴びた線量に応じるということのようだ。
ただし、タバコなどによる発がんリスクに対して低いという意見もある。

従って、放射線は浴びないことに越したことはない。
ただ、現状20μSvが80μSvだからと言って、発がんリスクなどが4倍に増えるわけではないはずで、
かつタバコ・アルコールなど放射線以外の発がん要因も多くある現代社会で、
そして今の地震・原発事故という事態を考えるとそれ以上に国民全体が憂慮すべき事態があるので、
過剰に反応することは避けたほうがいいと思われる。

 

<放射能と放射線>
放射能と放射線は別だそうだ。中部電力の解説がホタルに例えていて分かり易い。
http://www.chuden.co.jp/energy/nuclear/nuc_hosha/nuch_chigai/index.html?cid=ul_me

・放射線は放出されるエネルギー:ホタルの光
 →ホタルの光が虫かごの外に出ること:放射線漏れ
・放射能:放射線を出す能力
・放射性物質:放射線を出す物:ホタル自身
 →ホタル自身が虫かごから逃げること:放射能漏れ

 

<単位:Gy・Sv>
放射能の単位はいろいろあるが、主に使用されているのは以下の2つである。
グレイ(Gy)・・・放射線が物質にあたったとき、その物質に吸収され放射線量を表す単位
シーベルト(Sv)・・・生物が放射線を受けたとき、その影響を表す単位

モニタリングポストによっては、単位がGyの場合と、Svの場合がある。
なお、通常時は1Gy=0.8Svで計算されるが、緊急時は1Gy=1Svで換算するそうだ。
従って、上記はすべて1Gy=1Svで計算している。