東京に転勤をしてきて、3年8ヶ月が過ぎた。
転勤当時は25歳。7つ以上はなれている年上の先輩が第一線で活躍しているところに、最年少営業マンとして放り込まれた。また担当したお客様も、規模がトップクラスの大型顧客。正直、ホンマかいなともう反面、やってやろうという気が沸々と沸き起こっていた。
重責を全うするために、昼夜、土日も問わず働いてきた。夜の11時にお客様と電話することもしばしば。深夜1時に上司とメールをやりとるすることもしばしば。
ある大トラブルが発生した際には、平均睡眠時間が3時間程度しかない日が週に何度もあることを2ヶ月ほど続いたこともあった。
苦労したし、本当に死ぬ気で働いた。その甲斐あってか、結果は残せたと思う。
自分が納めたシステムの活躍をこれからも目にする機会があることがあり、それは幸せだと思う。「あ~、がんばってるなぁ」と。
それもこれも今は思い出。今日を持って担当から外れる。感慨深いものがあり、昨日お客様の建物から離れる際に、こみ上げてくるものがあった。
お客様には本当にお世話になり、その感謝の言葉を言い表しきれないのが事実。
でも、「本当にお世話になりました。ありがとうございました」かな。
明日からは新しい職務になる。これはこれで重責。幾度も機会を与えてくれる会社にも感謝したい(逆に言えば、なかなか暇を与えてくれないのね、という気持ちも少しあり)。