土壌・水・食品いずれも放射性物質が検出された。
12日に福島原発で最初の爆発が起きて、そこから放射性物質が拡散。
15日~16日は北からの風が強く、首都圏から静岡県まで放射性物質が飛散。
・静岡県 浜岡原発のフィルターからヨウ素・セシウムを検出
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110317/CK2011031702000125.html
現状、北は岩手~南は静岡まで、ごく微量であるが放射能汚染されている状況。
この状況はしばらく続く。収束する気配なし。。。
水については、ペットボトルの水がなくなるのは必至。
なお乳幼児へのみミネラルウォーターの使用には注意が必要だとのこと。
ミネラル分が多く肝臓などに負担がかかるらしい。
従って、東海以西の知り合いから水道水をペットボトルなどに入れて送ってもらうのがベストかも。
ちなみに、この場合浄水器を通っていない水を送った方がいいと思う。
浄水器で塩素を取り除いてしまうと、その水は長期保存できなくなる。
輸送時間などを考えると、浄水器を通っていない水を送るべきなんだと思う。
ちなみに、政府がおかしいのは、文部科学省が今回のような原子力事故を想定して、
年間160億の予算を使っている。
・防災モニタリングロボット(無人ヘリ測定研究と合わせて、約2.6億)
→ 福島原発に送られたが、お役所・東電含め意思の疎通が悪く、いまだ活躍していない模様
・緊急時迅速放射能影響予測 “SPEEDI” (約7.9億)
http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/030101.html
原子力災害時において、大気中に放出された放射性物質の拡散状況及び予測線量等を計算するシステム
このSPEEDIがすごいのは、風向き・地形などを考慮して、24時間以内のデータであれば15分でが終わる。
→ 政府は「生データは誤解を招く」として非公表
海外では、すでにいくつか放射性物質の拡散シミュレーションが公開されているのに、
当該国である日本が非公開の状態。
・ノルウェー大気研究所のシミュレーション
http://transport.nilu.no/products/fukushima
日本政府は何を考えているんだか。